実際に経験して分かった双子育児の大変さ第二弾<体験談>

双子子育ての大変なところとは

前回の記事に続き、双子の子育てならではの大変なエピソードを紹介していきたいと思います。
双子に限らず、兄弟・姉妹のいるご家庭ならきっと同じような経験があるのではないでしょうか。

無限ループ?必ず風邪がうつる

季節ごとの流行の風邪はもちろん、胃腸炎やちょっとした風邪など、必ずといっていいほど双子同士で感染します。一人が熱を出した数日後、症状が落ち着き熱が下がってきた頃に、もう一人が発熱……。
ようやく見えたゴールが一気に遠のいた感じがします。もちろん、一番辛いのは子どもたちなのですが、朝から夜中まで丸一日看病しているお母さんだって疲れてしまいますよね。

我が家の場合、長女が熱を出した頃には、次女にも風邪の症状が現れています。長い風邪の期間をようやく乗り越えたと思ったら、今度は夫が発熱。本当に休む暇がありませんでした。双子が園に通い出してからは、頻繁に熱を出すようになってしまい、子どもたちも親もヘトヘトでした。

ちなみに一番病人に接している私ですが、なぜかほとんど熱を出しません。恐らく「私が倒れたら終わりだ!」と、常にプレッシャーをかけ、気合いで乗り切っているからでしょう。

毎日朝起きてから夜寝るまで、子どもたちが一日中騒がしく嫌になることもあるのですが、グッタリしている我が子を見ると、「うるさくてもいいからやっぱり元気でいてほしいな」と思うものです。

どこでも繰り広げられる母の取り合い

我が家の双子の娘は、なにかと「おかーさんがいい!」と言います。夫は育児に積極的に参加し、私から見ても本当に頑張っていますし心から可愛がっています。ところが、そんな夫の気持ちを無視するかのように、娘たちは「おかーさんがいい!おかーさんじゃないと嫌!」と叫ぶのです。

一人を抱っこしようものならもう一人が「自分もしてくれ!」と泣いたりわめいたりして猛アピール。嬉しいような辛いような…。このようなご家庭、実は多いのではないでしょうか。

娘たちと過ごす時間は、父親よりも母である私の方が当然長いので、ある程度は仕方ないことかもしれません。しかし、家の中で母の取り合いをされるのは構わないのですが、出先でされてしまうととても困ります。

外出先で2人同時抱っこも……

ある日散歩中に次女が転んでしまい、膝を擦りむいたことがありました。
軽い擦り傷で大したことはないのですが、泣きだしてしまい仕方なく次女を片手で抱っこし、長女とは手を繋いで帰ろうとしました。ところが抱っこをしてもらえなかった長女が猛烈にぐずりだし、最終的には「抱っこしてー!」と泣き出してしまいます。

仕方なくそれぞれを片手で抱き、ダブル抱っこ状態で自宅を目指しました。ようやく到着した頃には腕の感覚がなくなっていました。このようなことは三歳を過ぎた今でも日常茶飯事です。言い聞かせ納得してもらい我慢できることもあるのですが、やはり母の取り合いになることが多いです。
酷い時は夫がいてもダブル抱っこをする事態になります。その時は夫が荷物を全て持ってくれるので、一人のときよりはマシだと感じるのです。

お母さんは一人しかいない!園の行事は苦労の連続

園のプレに通っている頃から、「親子で一緒に遊びましょう」ということが多々あります。その多くが、ダンスや体操なのですが、その中で時々、『抱っこ』『おんぶ』『高い高い』などをしなければならないことがあります。

親と子2人だけならなんの問題もありませんが、親一人に子2人となると話は別です。抱っこならなんとかなりますが、おんぶや高い高いは一人ずつしかできません。一人ずつしようとしても時間が足りなかったり、どちらも自分を先にしてほしがったり、反対にどちらも嫌がったり……。

先生がピューンと飛んできてお手伝いをしてくださることがありますが、先生に抱っこされた方の子は不満げな顔をします。こんなときも、「あぁ、自分がもう一人いれば…」と何度も思います。

友達ができにくい?双子同士の世界観

『双子には双子特有の世界観がある』
こんな話を聞いたことがありました。しかし我が家の双子の娘たちを見ていていても、そのように感じたことはありませんでした。ところが、入園してから初めて『双子の世界観』というものを目の当たりにしたのです。

入園してしばらく、同じクラスのお友達同士は「○○ちゃん、手繋いで帰ろう」「○○ちゃん一緒に遊ぼうよ~」「○○くんやめてよ~」など、友達同士でしっかりとコミュニケーションを取っていました。ところが我が家の双子は、周りでお友達が楽しそうに鬼ごっこをしていても、2人で砂遊びをしていたり、草をむしったりして、ケラケラ笑いあっているのです。

なんだかその光景は独特で、この2人の空間だけ違ったところにあるような感覚になりました。それでもお友達から「遊ぼう!」と誘われることはあり、そのときは嬉しそうな恥ずかしそうな顔をしているのですが、結局双子同士で遊び始めます。

そんな娘たちを見ていると、この子たち友達できるのかな…?と少し心配になりました。今では他のお友達とも遊べるようになりましたが、やはり双子同士が一番いいようです。独特の世界観に不安になったこともありましたが、双子だからこそ仕方がないのだと思います。

おわりに

いかがでしたか?産まれる前からずっと一緒にいる双子ですから、ライバルでもあり親友でもあるのかもしれません。双子だから大変だと感じ、ときには辛くて心が折れそうになることもありますが、「双子でよかった」と思うことも何度もあるのです。

私の取り合いをしてくれるのはあと何年だろう。双子同士2人で顔を向け合って、楽しそうに遊ぶのはあと何年だろう。私はあとどれぐらい、この子たちを抱っこできるだろうか。そう考えると、とても切ない気持になります。

今大変だと思うことでも、数年したら懐かしく愛おしく感じるのではないでしょうか。それならば、今しか体験できないことや、今だから感じられる気持ちを大切にして、一日一日を楽しく過ごしていけたらとても素敵だと思います。

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