もしかして発達障害……?すぐできるセルフチェック!

発達障害のチェックポイントとは

我が子が生まれてすぐに、自分の子どもは発達障害かもしれないと疑うママは少ないですよね。ですが、1歳、2歳と大きくなるにつれて、「あれ?うちの子、他の子と違う?」と心配になることはあると思います。そんなときに、もしかして発達障害なのかもしれないと心配してしまうのは仕方のないことです。特に初めての子育ての場合、不安で夜も眠れないなんてこともあるでしょう。ここでは、自分ですぐにできるセルフチェック項目を5つご紹介していきます。

どんなときに我が子が心配になる?

まず、どんなときに我が子が発達障害かもしれないと心配になってしまうのでしょうか。心配になるくらいなので、何かおかしいと思ったり、他の子と違う場面が見つかったときではないしょうか。ここでは、一般的に、どんなときに発達障害を疑ってしまうのかということについてお話をしてきます。

落ち着きがない我が子を見ているとき

まず、落ち着きが全く無い我が子をみていると「もしかして……」と思ってしまうママが多いようです。確かに、最近「多動症」と呼ばれる障害が注目されていますよね。多動症は、落ち着きがなく、奇声をあげたり、危ない行動も多かったりします。

言葉が遅い・まだ言葉が出ないとき

周りの子と比べて、言葉が遅かったり、まだ言葉が出ていなかったりという子のママも、発達障害を疑ってしまうときがあるそうです。2歳にもなれば、言葉が出てくると思い込んでいるママも多く、個人差があると想定していなかった!なんてこともあります。言葉があまりにも遅く心配なときには、まず小児科の先生などに相談してみるといいですね。

他の子と行動が全く違うとき

他の子と全く行動が違うときには、かなりのママが不安になってしまいますよね。何がとは言えないけれど、何かが周りの子と違う……という漠然とした不安を感じたときには、まず「何がおかしいと感じるのか」を突き止めなければいけません。そして、その原因が分かったら、地域の保健師さんに相談をしてみるのもおすすめです。

2歳で発達障害かどうかわかるの?

そもそも、2歳の年齢で発達障害かどうか分かるものなのでしょうか?病院で診断を受けることができるのか、そしていつから発達障害かどうかを見分けることができるようになるのでしょう。

2歳では発達障害かどうかは分かりにくい

残念ながら、2歳で発達障害かどうかの判断はしにくいと言われています。2歳児の行動は、突拍子も無い場合があります。いきなり大声を出したり、走り出したり……。子どもなら、ある程度のことは当然と言えます。なので、年齢による行動なのか、発達障害による行動なのかを医師も診断できません。もう少し大きくなってから診断しましょうね、と言われてしまうこともあります。

3歳~4歳でしっかりと診断ができることが多い

では、何歳になれば発達障害の診断はできるようになるのでしょうか。できるだけ早くはっきりしてもらいたい!というママは多いと思うのですが、実は3~4歳にならないと分からないと一般的には言われています。しかし本当に発達障害なら、それまでにも「疑わしい」といわれることはあるようです。

それまでは経過観察と言われる事もしばしば・・・・・・

発達障害は、はっきりした診断が出て初めて治療を開始する病院が多いです。2歳で病院へ行き、「疑わしい」と言われていても、3歳以上になり診断されるまでは注意深く見守り、経過観察をするだけの病院もあります。それでも、病院に行くことを意味がないとは思わず、目を掛けておくだけでも子どものためになるはずです。

発達障害に見られがちな特徴5つ

発達障害かどうかを、少しでも早く判断しておきたいと思うママは多いはずです。発達障害は、見つけて治療するのが早いほど普通に生活することができます。ここでは、簡単なセルフチェックができるように、発達障害に見られがちな特徴を5つご紹介してきます!

1、指差しをしない

子どもは、1~2歳くらいだと指差しをします。例えば、「ワンワン!」と言いながら指差しをしたり、「あれ何?」と言いながら指差しをします。ですが、発達障害の子は指差しができない子が多くいます。

2、つま先立ちやつま先歩きを頻繁にする

つま先立ちや、つま先歩きを頻繁にしている様子があったら、それは発達障害のサインかもしれません。ただ普通の2歳児でも、面白がってつま先立ちをする場合があるので、これをしたからと言って一概に「発達障害だ!」とは言えません。

3、車のタイヤなどに異常に興味を示す

男の子だと、車が大好き、電車が大好きという子も多いでしょう。なぜか、男の子は乗り物に興味を示しますよね。発達障害の場合は、乗り物のタイヤに興味を示す場合が多いです。ミニカーなどを逆さにして、ひたすらタイヤを回していたり、眺めていたりすることがあります。

4、目を合わせることができない

発達障害の子は、目を合わせることが苦手な場合があります。小さい頃から目を合わせることができなかったり、すぐにそらしてしまう場合は、発達障害を疑ってもいいかもしれません。目を「合わせていない」のではなく、苦手で合わせることができないのだと理解してあげてください。

5、人と関わることがとても苦手

発達障害があると、人と関わることがとても苦手な子が多いです。なので、お友達を作ることができなかったり、積極的に人と関わることができなかったりします。これは、子どものときだけではなく、大人になってからも変わりません。

発達障害かもしれない2歳児の行動まとめ

もしかして発達障害かもしれないと心配をするママは結構多いと言われています。2歳くらいだと、元々落ち着きのない年齢で、発達障害と見分けがつかないなんてこともあります……。また、2歳の頃は病院でも診断がつきにくく、早くても3歳くらいにならないとはっきりとしたことがわかりません。発達障害にありがちな行動は、指差しをしない・言葉が遅い・目を合わせられないなどがあります。ただ、普通の子でも同じような行動をすることもあるので、一概に発達障害とは言えません。自己判断をせず、病院での診断を待ちましょう。

page TOP