寝てくれない2歳の寝かしつけは、とてもしんどいですよね……。いつまでも寝てくれない子どもを寝かしつけていると、「いい加減に寝て!」なんて思ったり、ついつい口に出してしまうこともあるでしょう。寝顔だけを見ていれば、天使のようなのにと思っているママも少なくないはずです。そんな2歳児が寝てくれない理由や、寝かしつけを楽にする方法を、ここでご紹介していきます。
2歳が大人しく寝てくれない理由とは?
どんなに頑張って寝かしつけをしても全く寝てくれないとき、ありますよね。では、2歳児が大人しく寝てくれないときは何を考えているのでしょうか?ママが「寝てくれない!」とイライラしている横で、2歳児が何を考えているのか、寝てくれない理由についてお話をしていきます!
イヤイヤ期が重なって寝てくれない
まず、2歳児はイヤイヤ期の真っ最中です。イヤイヤ期は、何でも嫌だと口にしてしまう時期で、成長に必要な過程なので仕方がありません。このイヤイヤ期は、夜の寝かしつけのときにも姿を現します。ママが寝よう?と声を掛けても、「嫌!」「やだ!」と答えるでしょう。自己主張をしたいだけなので、本人はとても眠い……ということもよくあります。
まだまだ遊びたい気持ちが勝って寝てくれない……
夜になっても元気で、まだまだ遊びたい気持ちが勝ると、大人しく寝てくれないことがあります。大人だって、楽しいことを途中で中断したくないと思うことがありますよね。子どもも同じで、楽しい気持ちのときには寝てくれないものです。そんなときに無理やり寝かせようとすると、癇癪を起こすことがあります。
眠くないので寝ることができない
そもそも眠くないので寝てくれないケースもあります。昼寝をしっかりしていると、夜に眠くならないという可能性が……。本人が眠くなるのを待つしかないので、ママはとても辛いかもしれませんね。
眠いのになんとなく寝付けない……
1番厄介なのが、眠いのになんとなく寝付けないというものです。この状態になってしまうと、子どもはぐずりだし、癇癪を起こしやすくなってしまいます。ママから見れば、「眠いなら寝ればいいのに!」と思ってしまうかもしれませんが、本人は至って大真面目に、眠れない!と機嫌が悪くなってしまうのです。
寝かしつけを楽にする方法4選
2歳児が寝ないという悩みには、色々な理由があります。どんな理由があるとしても、ママからすれば早く寝て欲しいと思ってしまうものですよね。どうすれば寝かしつけを楽に行うことができるのでしょうか。ここでは、そんな悩みを解消する「寝かしつけを楽にする方法」をご紹介していきます。
昼間はしっかりと行動をする
夜にスッと眠りに入ることができない原因の1つに、体が疲れていないというものがあります。大人も疲れていないと、すぐには眠れませんよね。2歳児の寝かしつけを楽にするには、昼間にしっかりと行動することが大切です。公園へ行ったり、散歩をするだけでも良いのです。ただ、行動しすぎるとお昼寝の時間が長くなってしまうかもしれませんから注意してくださいね。
昼寝の時間を調節することも大切
昼寝を毎日させているという家庭は多いのではないでしょうか。2歳児はまだまだたくさんの睡眠時間が必要なので、昼寝をさせたいと考えているママもたくさんいます。昼寝は削りたくない!と思っているなら、昼寝の時間をコントロールしてあげることから始めましょう。毎日2時間寝ているのなら、1時間半にしてみたり、1時間にしたりしてみてはどうですか?昼寝の時間は、午後3時までに済ませておくと夜に響きにくいですよ!
毎日同じ時間にベッドへ入るようにする
夜にしっかりと寝てもらうためには、毎日同じ時間にベッドへ入るようにするととても効果的です。体内時計を作ってしまい、時間がくれば自然に眠れるようにするとママはとても楽になります。長期的な計画になりますが、健康にも良いし、ぜひ実行してみてほしいです。
寝たふりをして子どもが眠るのを待つ
これは最後の手段なのですが、寝たふりをして子どもが眠るのを待つという方法があります。「子どもを構ってあげないなんてダメ!」と思ってしまうかも知れませんが、何も本当にママも寝てしまうわけではないので大丈夫です。薄目を開けて、様子を見つつ、子どもが眠るのを待ってみてはどうですか?
寝かしつけの際にママがしてはいけないこと
寝かしつけに時間が掛かってしまうと、どうしても「してはいけないこと」をしてしまいがちになります。してはいけないことをしてしまうと、寝かしつけが上手くいかなくなってしまうなど、悪循環の連鎖が起きかねません。ここでは寝かしつけの際、ママが注意しなければいけないことをご紹介していきます。
イライラすると、子どもはますます寝てくれない……
寝かしつけがうまくいかないと、子どもに対してイライラしてしまいますよね。あれもこれも、しなければいけないことが残っているのに!なんてイライラしてしまうと、子どもはそのイライラを感じ取ってしまい、ますます寝てくれなくなってしまいます。難しいかもしれませんが、心を穏やかにしつつ寝かしつけをするのがコツですよ。
「何で寝てくれないの~」と子どもに声を掛ける
寝てくれないと、「どうして寝てくれないの?早く寝ようよ!」と声をかけてしまうママも多いのではないでしょうか。ですが、実はそれが逆効果になってしまっているかもしれません。寝かしつけを楽にするには、部屋の中を暗くし、静かにしておくことをオススメします。
2歳の寝かしつけまとめ
2歳の寝かしつけに手間取ってしまっているママはとても多いのではないかと思います。イヤイヤ期も重なり、かなりの時間寝かしつけをしている……なんてこともありますよね。寝かしつけを楽にするには、昼間にしっかりと体を動かしたり、昼寝の時間をコントロールすることが効果的です。また、毎日同じ時間にベッドに入るようにして体内時計を作るのもおすすめですよ!あまりに寝ないと、イライラしたり、子どもに声をかけてしまうかもしれませんが、それは逆効果になってしまいます。心を穏やかに、部屋を暗くして寝かしつけができるようになると良いですね。