2歳のイヤイヤ期に入ってから、夜の寝かしつけが上手くいかないなんてご家庭もあるのではないでしょうか。「もう夜遅いのに……」と、毎日がっかりしているママもいますよね。ここでは、そんななかなか寝てくれない2歳児への対処法をご紹介していきます!
1. 寝ない理由はいくつかある!
どうして寝てくれないのか分からないママも多いでしょう。2歳だと、まだまだ自分の気持ちを上手く表現できませんから、「何が言いたいのかわからない!」と参ってしまうこともあるはずです。言葉が話せない2歳児くらいの年齢だと、まだまだ親が様子を探って対処していく必要がありますね。ここでは、子どもが寝ない理由について、いくつかお話していきたいと思います。
体力が有り余っている……
夜、遅くまで起きていてしまう原因の1つは、体力が有り余っているからです。日中に遊んだ内容だけでは疲れきっていないよう。これが原因のときは、とにかく昼間じゅうに充分疲れさせるしかないでしょう。午前中は外遊びをして昼ごはんを食べたあと、午後も昼寝を挟んでから何か行ない体を動かせるといいですね。例えば、好きなアニメの曲に合わせて踊ったりするのも良いでしょうし、軽く散歩に出かけでもよいでしょう。とにかく、疲れていれば子どもは寝てくれます。毎日がっつりと遊ぶのは大変かもしれませんが、よく眠ってくれるようになりますよ!
昼寝をし過ぎると夜に眠れなくなる
まだ2歳だから……と、たっぷり昼寝をさせてしまっているなんてことはありませんか? 確かに、寝ているときには成長ホルモンがたくさん出るので、昼寝をさせるのは悪いことではありません。ですが、昼寝の時間を多く取り過ぎると夜に眠ってくれなくなってしまいます。2歳くらいになると、昼寝をしなくても大丈夫!という子も出てきます。昼寝は、長くて1~2時間。夜になかなか寝てくれないときは、30分くらいで切り上げるようにするとよいでしょう。
寝る前に興奮してしまっている
寝る前に、仕事から帰ってきたパパと嬉しさのあまりキャッキャッはしゃいで遊んでいるご家庭も多いのではないでしょうか。寝る1~2時間くらい前は、できるだけ静かに過ごしていたほうが眠りやすくなると言われています。8時に寝たいなら、6時前後からはゆっくりできると良いですね。もしも遊びたいときには、絵本を読んだり絵を描いたりしてみるのはどうでしょうか。それでも子どもは満足してくれるはずです。
2. なかなか寝ない2歳児でも寝やすくなる対処法4選
早く寝て欲しいのに寝てくれない! そんな経験は子育て中の親なら誰もがしたことがあるでしょう。子どもが寝てから、やりたいことがあるのに!とやきもきしているママも多いですよね。ここでは、寝てくれない2歳児でもサッと寝てくれる素晴らしい対処法を4つご紹介していきます。
・【その1】寝る前にテレビや携帯の動画を見せない
寝る直前まで、テレビや動画を見せているというご家庭はありますか?夜の番組は楽しいので、ついつい見てしまうというママも多いと思います。ですが、子どもが夜寝てくれない理由はそこにあるのかもしれません。テレビや動画の音や光に過敏に反応してしまい、眠りを妨げてしまうのだそうです。刺激してしまわないようにするため、早めにテレビを消したり、動画を見せないようにしましょう。
・【その2】絵本を読み聞かせしてから寝かせる
子どもの頃、寝かしつけで絵本を読んでもらったことはありませんか? 絵本を読んでもらうと、ママやパパの声を聞いて落ち着き、眠ることができるようになるのです。2歳だと、言っている内容も大体わかるようになっているので、繰り返しがあるような本を選ぶと良いでしょう。おすすめは「おやすみ、ロジャー」で、子どもも、読んでいる大人も寝てしまうと評判ですよ!
・【その3】電気を暗くして、夜だと分かってもらう
寝るときは電気を暗くして、寝る時間だと分かってもらいましょう。「起きているときは明るい、寝るときは暗い」と体に組み込んでしまうと条件反射で行動できるため、後々楽になります。中には、真っ暗では寝れないという子もいるので、「うちの子はどでくらいの暗さが好みかな?」と数日実験をしてみと良いですね。
・【その4】夜寝ないなら、朝早く起こしてしまう!
これはとても単純な話なのですが、とても効果が高い方法です。今よりも早く起こして、昼間に疲れてもらいましょう!すると、体が疲れているので、夜に早くぐっすりと寝てくれるようになります。おすすめは朝の6~7時に起こすことです。あまりに早いと、大人も大変かもしれませんが、これは必ず効果があるので、ぜひ試してみてほしいと思います。
2歳の寝かしつけ対処法まとめ
2歳のイヤイヤ絶頂期は、夜に早く寝ないということも少なくありません。そんなときは、まず、寝ない原因は何かを探ってみてはどうでしょうか。昼間に遊び足りないのかもしれないし、昼寝のし過ぎかもしれません。原因によって対処法は変わってきますよね。一番単純なのは、朝早く起こして、夜早くに寝てもらう、「早寝早起き作戦」です。かなり効果が期待できるのでおすすめですよ!