2歳のしつけで大切なことは? これだけは守って欲しい4選

根気との戦い、2歳児のしつけ

2歳のしつけに悩んでいるママは、とても多いのではないでしょうか。2歳はイヤイヤ期の真っ最中で、何を言っても反抗的だという子もたくさんいます。想像を絶する程に大変なのが、2歳児のしつけです。ここでは、そんな2歳児のしつけに大切なことを4つご紹介していきます。

イヤイヤ期の2歳はしつけが大変?

2歳はイヤイヤ期真っ盛りで、いつも反抗的な態度をとっている子も多いでしょう。そんな我が子を見ていると「私はしつけもろくにできないダメな母親なのではないだろうか」などとネガティブになってしまうことも……2歳児のしつけは大変です。あまりネガティブにならず、気楽に構えてしつけをしていきましょう!

そもそもしつけって何?

「子どもにはしっかりとしつけをしなければ!」と言われることもありますが、そもそもしつけとはどんなものなのでしょうか。2歳児のしつけは、「危ないことはしないようにする・人に迷惑をかけないようにする・人を傷つけることをしないようにする」という類を教えていけばOKです。全てを正しく教えようとすることも大切かもしれませんが、まだまだ2歳ではそれも難しいでしょう。本当に必要な部分に絞ってしつけをしていけると良いですね。

何を言っても聞いてくれないのが当たり前!

何を言っても聞いてくれなくて参っている人も多いのではないでしょうか? 2歳児は、ママが何かをお願いしても「イヤ」のひと言で済ませてしまう年頃です。これはしつけの問題ではなく、第一次反抗期なので仕方がありません。「まともに話を聞いてくれない我が子は悪い子!」なんて思わないでくださいね。

2歳児のしつけは根気がいる

2歳児のしつけは、とても根気がいります。一度注意をしたからといって、2度と同じ失敗をしないなんてことはありません。大人だって、何度も失敗を繰り返してしまうことがあるでしょう。何度も何度も繰り返し、やっと身に付くのが2歳のしつけです。なので、「何度も言っているのに全く言うことを聞いてくれない!」とイライラするのは損ですし、ママにとってもストレスになってしまいます。

2歳のしつけは「叱る」と「褒める」をうまく使い分ける

2歳のしつけはどんな風にすればいいのかよく分からないというママも多いです。確かに、何を言っても分かってくれない子どもにどうやって分かってもらえば良いのか悩んでしまいますよね。ここでは、叱ると褒めるの使い分けについてお話していきたいと思います。

叱ることだけがしつけじゃない!

しつけと聞くと、ダメなところを叱るとイメージする人が多いように思いますが、それは違います。叱ることだけではなく、褒めることもしつけの一部であるということを理解しましょう!叱るだけでは子どもにも悪影響で、うまくしつけにつながりません。ただ、危ないことや他人に迷惑をかけてしまったら、しっかりと叱り、しつけをしてくださいね。

褒められれば、子どもは伸びる

しつけは褒めることも大切です。子どもは、褒められると嬉しくなり、悪いことをしなくなります。「○○ちゃん、すごいね!こんなことも出来るんだ!」「危ないことをしなくなったね!えらい!」などと、褒める所は褒めてあげるようにしましょう。また、思いっきり褒めることで更に効果的になりますよ!

叱るときは「その場」で「短く」、「真剣」に!

叱り方に悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。まず、しつけをするために叱るのなら、悪いこと・危ないことをしたらその場で叱らなければいけません。その場では叱らず、自宅に帰ってから……と言うのはNGです。また、できるだけ簡潔に、真剣に叱ることも意識しましょう。ダラダラと長く説明をしてから叱っても、2歳児には理解できません。

2歳のしつけでこれだけは守って欲しいこと4選

2歳のしつけはとても大変です。完璧にしつけをしようとすると、ママも参ってしまいます。なので、楽に考えて、楽しくしつけをしていくことを目標にしてみてはどうでしょうか。ただ、楽にしつけをしすぎて大切なことを忘れてはいけません。ここでは、2歳のしつけで守って欲しいことを4つご紹介していきます。

人に迷惑をかける・傷つけるときは叱る

これは絶対に叱らなければいけません! 人に迷惑をかけたり、傷つけるようなことをしてしまった場合や、してしまいそうになった場合は必ず強い口調で真剣に子どもに言い聞かせましょう。子どもが泣いても、ダメなことはダメだということを教えてあげてくださいね。

親が感情的にならない

叱るときに、感情的に声を荒げたりしている人はいませんか? 確かに、しつけはとても大変でイライラしてしまいます。ですが、感情的に声を荒げるのは、子どものためではなく、親がイライラしてしまっているだけです。感情的にならずに子どもと話し、しつけられるようにしましょう。

体罰はしない

体罰でしつけはできません! ひと昔前までは悪いことをしたら殴っていたかもしませんが、今では虐待にあたります。体罰をされて育つと、将来自分の子どもにも同じようにしてしまう可能性があると言われているのです。そうなってしまわないように、言葉で叱ることを意識しましょう。

子どもの「失敗」は叱らない

最後に、子どもの失敗は叱らないようにしましょう。お茶をこぼしてしまったり、トイレトレーニングが上手くいかなかったり、そんなことでは叱らないようにしてくださいね。悪気があって失敗したわけではないし、失敗は誰でもします。悪いことではないので叱らずに、「今度は失敗しないようにしようね」と言ってあげてくださいね。

2歳のしつけについてまとめ

2歳のしつけに悩んでいるママはとても多いのです。イヤイヤ期の真っ最中で何を言っても分かってくれず、しつけができているのか自信がなくなってしまう人もいますよね。2歳の子どものしつけは、叱ると褒めるを何度も繰り返さなければいけません。何度も繰り返してやっと分かってくれるのです。しつけをするときは言葉で行い、体罰を行わないようにしましょう。また、感情的にならず、冷静に、真剣に叱ってあげてくださいね。褒めるときは思いっきり褒めることでしつけがしやすくなります。

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