2歳の子が熱を出した!正しい対処法とは!?

2歳児の発熱の原因とは

2歳くらいの子は、よく熱を出します。決して珍しいことではありませんが、熱が出て苦しそうな我が子を見ていると、どうにかしてあげたいと思いますよね。病院に連れて行ったほうが良いのかな、でもそんなに酷い病気には見えないよな……と悩んでしまうことも多いでしょう。ここでは、2歳の子が熱を出したときの正しい対処法をご紹介していきます!

2歳の子が熱を出す理由は?

2歳の子が熱を出してしまう原因には、何があるのでしょうか。2歳児の熱は、病気だったり、特に心配のいらないことが原因だったりと様々です。ここでは、特に多い原因を4つお話していきたいと思います。我が子の原因はどれかな?と悩んだときには参考にしてみてくださいね。

・ただ単に風邪を引いて熱が出た

いちばん多いのが、風邪を引いて出す発熱です。お腹の風邪かもしれないし、喉風邪が酷くなって熱が出ているのかもしれません。喉風邪から来る熱の場合は高熱になることがあり、ママはとっても心配してしまうでしょう……。風邪の場合は、あまり症状がなく熱も低いのであれば、市販の風邪薬を飲ませてみても良いかもしれません。よくならなかったら、病院へ行って診てもらうようにすると安心ですね。

・感染症で熱が出る

感染症にかかっていて、熱が出てしまっている場合もあります。この場合だと熱が高く、本人も苦しそうなことが多いです。感染症は病院で診てもらって治療するほうが早く治るため、熱が高くておかしいな……と思ったら、早めに診察を受けてお薬をもらいましょう。

・日中の疲れで夜に熱が出る

2歳くらいの子は、知恵熱を出したり、日中の疲れが溜まって熱を出すことがあります。大抵は高熱にならず、37~38℃くらいで済むでしょう。ただ、稀に高熱でうなされることもあるので注意が必要です。風邪などではないので、ひと晩ですぐに熱は下がります。

・もしかして……、結構重大な病気かも!

高熱が続いている場合は、もしかしたら重大な病気が隠れているかもしれません! 風邪だと診断を受けて薬をもらったのに、まったく熱が下がらない!なんてときには、大きな総合病院に行って診察してもらったほうが良い場合もあります。レントゲンを撮ったり、採血をしたりと詳しい検査をして、原因を突き止めてくれますよ。苦しそうな我が子のためにも、高熱が続くようなら大きな病院へ行ってみてくださいね。

すぐ病院に連れて行く?

熱が出て、すぐに病院へ連れて行ったほうが良いのか迷うことはありませんか?夜で病院が空いていないときなどは、どうしようか特に迷ってしまいますよね。ここでは、すぐに病院へ連れて行ったほうが良いのか・様子を見ても良いのかということについてお話をしていきたいと思います!

・熱が高いときには病院へ連れて行くと安心!

熱が高いときには、夜でも救急外来へ連れて行ったほうが安心です。熱が高いというのは、38~40度くらいのことで、高熱になるほど子どもの体力も消耗していきます。熱が高く苦しそうだと感じたら、夜でも病院に連れて行ってあげましょう。

・微熱で元気があるなら、様子を見てもいいかも

熱が出ていても、微熱程度で本人が元気な場合もあります。2歳くらいだと、少しの熱なら元気いっぱいで、ママのほうが心配しすぎてしまうこともよくあります。そんな時は、自宅で大人しくして様子をみてもいいかもしれません。あくまで「本人がいつもどおり元気」という場合に限ります。

・少しでも様子がおかしいなと感じたら微熱でも病院へ!

微熱でも、様子がいつもと違っておかしいと感じたら、即病院へ行くことが大切です。例えば、鼻水などの風邪の症状だったらそんなに心配はいりませんが、焦点が合わない・呂律が回っていないなど、いつもと明らかに違う場合には、夜だし……などと躊躇せずに病院へ行きましょう。もしかしたら体の中で大変なことが起こっているかもしれませんよ!

熱を下げてくれる解熱剤! 安易に使うのはおすすめしない

熱を下げてくれる、便利な薬の解熱剤ですが、どんなときに使う事が望ましいのでしょうか。解熱剤は便利ですが、むやみやたらと使うものではありません!ここでは、解熱剤の正しい使い方などについてお話していきます。

・熱を出し切って風邪を治すのがいちばん

まず熱が出ているときは、熱を出し切って治してしまうのがいちばんです。熱が出ているということは、体の中の免疫が働いているということで、悪いことではありません。できるなら、自分の体の力でばい菌をやっつけて治してしまいたいところですね。

・高熱で苦しそう、熱が高くて夜に眠れない場合は、解熱剤を使うのもあり

子どもが高熱で苦しそうだったり、熱が高くて夜に眠れないという場合には解熱剤を使うと良い場合もあります。2歳くらいだと、高熱に耐えきれず、すぐに体力を消耗してしまうことも多いです。そんなときには無理をせず、病院で子ども用に処方された解熱剤を使うようにしましょう。

・病院で子ども用に処方された解熱剤を適切に使用すること!

解熱剤を使うときは、本人に処方された解熱剤を適切に使用するようにしましょう。よく、大人用の解熱剤を半分だけ……なんて勝手に子どもに与えてしまう親がいますが、絶対にやめましょう。素人が独断で使用するのは大変危険ですよ!

2歳が熱を出したときの対処法まとめ

2歳くらいの子どもは、よく熱を出します。決して珍しいことではなく、風邪を引いたときや知恵熱・疲れが溜まったときなど、その原因は様々です。高熱の場合や、微熱でも様子がおかしい場合は、すぐに病院へ行って診察をしてもらうことをオススメします。夜なら、救急外来があるので自宅近くの大きな病院に問い合わせしてみてくださいね。高い熱が出ていると、解熱剤を使いたくなると思いますが、むやみやたらに使うのはNGです。病院で処方されたとおりに使いましょう。

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