まだ話さない……2歳で話さないのはおかしいの？

2歳になったのに、まだ話ができないと悩んでいるママは多いのではないでしょうか？他の子と比べてしまい、不安になってしまうことは誰にでもあります。言葉は、個人差がとても多いので、話さないからおかしいと一概には言えません。ここでは、2歳で話さない理由と、考えられる原因などを詳しくお話していきます！

2歳で話さない5つの原因

2歳で話さないと、ママは「もしかしてこの子はどこかおかしいのかもしれない！」と思ってしまうこともありますよね。周りの子がどんどん話すようになると、焦ってしまう気持ちも分かります。まずは、話さない原因を突き止めるところから始めましょう！ここでは、話さない原因を5つご紹介していきます。

コミュニケーションが不足している

まず考えられる原因は、コミュニケーションが不足しているというものです。あまり子どもと話をしていなかったり、放置してしまっていたりすると、話すことを苦手だと思ってしまったり、話さなかったりすることがあります。また、コミュニケーションを十分に取っているつもりでも、足りていないのかもしれません。まずは、自分の子どもさんと十分コミュニケーションが取れているかをしっかりと確認しましょう。

聴覚に問題がある

気づいていないだけで、聴覚に原因があるという場合もあります。ひと言に「聴覚に問題がある」と言っても、様々な原因があり、耳垢が溜まりすぎていて音があまり聞こえていないという場合から、生まれつき耳があまり聞こえていないという場合まで……。まずは耳鼻科での検査をおすすめします。もしも聴覚に障害があるとなれば、大きな病院で本格的な検査が必要になるでしょう。

自閉症かもしれない

もしかしたら、話すことができないのは自閉症が原因かもしれません。自閉症だと、2歳を過ぎても話すことができなかったり、極端に言葉が少なかったりすることが多いです。「まさか、我が子に限ってあるわけがない」と思わず、おかしい行動が続くな……と感じら、一度かかりつけの小児科や地域の保健士に相談してみることをおすすめします。

話さなくても生活が成り立っている

2歳になっても話さない原因の1つに、話さなくても生活が成り立ってしまっているということがあげられます。言葉を発しなくても、ママが何でもしてしまうと、「話さなくても思い通りになるからいいや！」と2歳児は思ってしまいます。少しだけ意地悪をして、何をしてほしいのか分かっていないフリをしてみてください。喋らなければいけない状況を故意に作ってあげると話しやすくなりますよ！

まだ話す時期ではないだけ

1番多いのは、ただ単に「まだ話す時期がきていない」というものです。言葉は個人差がとても大きい部分なので、気長に待っているとそのうち喋ることがとても多いのです。そうはいっても、心配や不安は付きまとってしまうでしょう。そんなときは、少しでも早く話してもらえるように、工夫してみると良いでしょう。

2歳で話さないのはおかしい？

2歳で話さないというのは、そんなにおかしいことなのでしょうか？「うちの子はまだ話さない、おかしい」と不安になるママは多いですが、そこまで心配することなのかと言うことを、ここでお話していきたいと思います。

十分、個人差の範囲内と言える

2歳でまだ話をしないのは、十分個人差の範囲内と言えます。とは言っても、やっぱり少し言葉が遅いとは言われてしまうでしょう。ママ、パパ、ワンワンなどの言葉が言えたり、周りの話を理解しているなら、ほぼ大丈夫です。今は言葉を自分の中に溜めている時期なのかもしれませんね。ゆっくりと見守っていきましょう！

他にもおかしいところがあれば病院で相談を･･････

2歳で話さないのは、個人差の範囲内ですが、他にもおかしいと思うことがあれば、それは自閉症などの障害か隠れているのかもしれません。例えば、つま先立ちやつま先歩きを頻繁にしていたり、大人の言う簡単な指示が理解できていなかったりするなら、一度かかりつけの小児科へ行ってみることをおすすめします。

少しでも早く話せるようにするためのコツ3選

心配はないと分かっていても、早く話せるようになって欲しいと思ってしまうママは多いですよね。何をすれば話してくれるのか分からない･･････そんな人のために、ここでは、少しでも早く話せるようになるコツをご紹介していきます。

絵本をたくさん読み聞かせる

絵本をたんさん読み聞かせるという方法があります。日中に遊びながら読み聞かせをしても良いし、寝る前に1~2冊読み聞かせをするのを日課にしても良いでしょう。楽しい雰囲気で読み聞かせをすることで、積極的に言葉を覚えてくれます。

コミュニケーションを今まで以上に取る

ママとのコミュニケーション不足で、まだ話すことができない可能性もあります。自分では、十分にコミュニケーションを取っていると感じていても、子どもにはまだまだ足りていないのかもしれませんね。たんさん話をしてあげたり、一緒に遊んでみてください。そうすることで、今まで以上に絆が生まれ、早く話してくれるようになるかもしれません。

たくさんの人と関わらせる

限られた人としか関わっていないと、言葉が遅くなる原因になってしまうことがあります。同じくらいの子と一緒に遊ばせたり、たくさんの大人と関わりを持たせてあげると良いでしょう。2歳ならまだ幼稚園には行けませんが、地域の子どもクラブに行ってみるなどして、交流を図ってみてはどうでしょうか。

2歳が話さない場合のまとめ

2歳になっても話さないと、周りから「まだ話さないの？」と言われることが多くなってきます。余計なお世話だ！と思うママもいますよね。ですが、あまりにたくさん言われると心配になってしまうのではないでしょうか。話さない理由にはいくつか原因があり、発達障害だったり、まだ話す時期ではないということも考えられるでしょう。話さないだけではなく、他にもおかしいことがあれば病院や保険師さんに相談、おかしいと思うことがなければ、今以上にコミュニケーションをとったり、絵本を読み聞かせしたりして語彙力を養いましょう。