2歳の癇癪!簡単にできる対処法4選

理解が難しい2歳のいやいや期

2歳になって、癇癪が酷くなってしまったと悩んでいるママも多いのではないでしょうか。2歳という年齢は、元々癇癪を起こしやすいので、あまり悩む必要はありません。そうはいっても、やはり参ってしまうものだし、どうにかしたいと思う気持ちもあるでしょう。ここでは、2歳の癇癪が起こってしまったときに簡単にできる対処法をご紹介していきたいと思います。

どうして癇癪を起こすの?

癇癪を起こしている子どもを見ると、「どうして癇癪を起こすの!?」と思ってしまうこともあるでしょう。理由が分かれば少しは理解してあげることができるかもしれないのに……と頭を悩ませることも少なくありません。ここでは、2歳の子どもが癇癪を起こす理由をお話していきます。

表現の仕方が分からない……

癇癪の理由で一番大きいのは、「表現の仕方が分からない」というものです。2歳は自我が芽生える時期で、周りの大人に伝えたいことがたくさん出てきます。ですが、まだまだ表現力は乏しいので、どのようにすれば上手く伝えられるのかが分かりません。そうなってしまったときに、「癇癪」として表に出てきてしまうのです。いわゆる、感情の爆発というものになります。

思い通りにいかなくてイライラする

子どもは好奇心旺盛です。あれがやりたい、これがしてみたい!と挑戦してみたいことがたくさんあります。その中には、当然「してはいけないこと」もありますよね……大人がそれを止めようとすると、思い通りにいかなくてイライラしてしまい、癇癪を起こす引き金になってしまうのです。じゃあ思い通りにしてあげればいいの?と思うかも知れませんが、それは間違いなので気をつけてください!ダメなことはダメと教えてあげてくださいね。

癇癪が酷いのは、おかしいことなの?

うちの子は他の子よりも癇癪が酷いのではないかという悩みがある家庭は多いものです。癇癪があまりに酷かったり、続いたりすると「うちの子はおかしいのでは……」と不安になってしまうこともあります。ここでは、癇癪が酷いのは変なことなのかということを詳しくお話していこうと思います。

癇癪を起こすのは至って正常!

癇癪を起こすというのは、2歳児の行動として至って正常です。何も心配することはありません。今までは、自分で何かしたいと感じることが少なかった赤ちゃんが、成長して自我を持つことができたという素晴らしい成長です。ただママからすれば、理解が難しい行動ばかりとる2歳児に、「もう止めて~」と言いたくなってしまうことも多いですよね……。

他にも気になることがあれば相談をしてみる

普通の癇癪なら全く問題ありませんが、明らかに行動がおかしい・癇癪と呼ぶには酷い・どこか痛がっているのでは?と思うときは、病院に相談をしに行くことをおすすめします。かかりつけの小児科に行って相談をしてみると、思わぬ発見がある可能性も考えられますよ。

 簡単にできる癇癪の対処法4選!

癇癪をどうにかしたいと思うママは多いはずです。簡単にできる対処法はないのかと探していたりしませんか? いつもはわが子の癇癪に振り回されてしまっているかもしれませんが、簡単な対処法を身につけて、余裕をもって接することができるようにしてほしいですね。

【その1】食欲・睡眠欲を満たしておく

癇癪の対処法でとても効果的なのは、食欲・睡眠欲を満たしておくことです。大人でも、お腹が空いていたり、眠かったりするとイライラすることがありますよね。子どもも同じで、食欲と睡眠欲が満たされていないとイライラしたり、不機嫌になってしまうことが多いです。それが癇癪に繋がってしまう可能性も十分に考えられます。なので、たっぷり食べさせて、睡眠もしっかりとってみてください。いつもよりも穏やかに過ごせるかもしれませんよ。

【その2】気を紛らわす

癇癪が起こってしまった!と思ったら、気を紛らわすことも大切です。中には、「他のことに気をそらすなんて子どもと向き合えていないのでは?」と悩んでしまうママもいるのですが、それは違います。「○○くんの好きな電車だよ~」「○○ちゃん、お外に出てみようか!」など、他に興味を移すと、癇癪が収まる場合があります。

【その3】離れた場所から見守る

癇癪が酷い!収まらない!というなら、離れた場所から見守るというのも効果的です。特に、「イヤだ」と言って泣いていたり、怒っている場合、ママは子どもから離れてみると良いですよ。そのときに、サッと離れてしまうと、子どもは置いていかれたと思ってしまいます。なので「泣き止んだら声をかけてね」と、ひと言伝えてから離れるようにしましょう。子どもの癇癪にイライラしてしまうママも冷静になれるので、おすすめな方法ですよ。

【その4】子どもの気持ちに寄り添う

先ほどは離れた場所から見守ると言いましたが、放って置かれると更に癇癪がヒートアップしてしまう子もいます。そんなお子さんの場合は、子どもの気持ちに寄り添ってみてください。例えば「○○がしたい」と泣いているなら、「そうね~○○したいよね~」という具合です。すぐに泣き止んだり、癇癪が収まったりすることは少ないですが、自分の気持ちを分かってくれたと思うだけでも心を落ち着かせることができます。

2歳の癇癪! 対処法まとめ

これくらいの年齢の癇癪は、自分の思い通りにいかなかったり、表現の仕方が思いつかなくて……という場合が多いです。癇癪を起こすのは、2歳として至って正常なことなので心配をしなくても大丈夫でしょう。あまりにおかしいと感じるときは、かかりつけの小児科などに相談をすることをおすすめします。

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