0歳から1歳頃は、頻繁にオムツ替えをしなければなりません。双子となるとオムツ替えの回数はさらに多く、1日中オムツ替えをしている錯覚に襲われます。オムツのストックを用意しても、気が付けば、もう残り数枚に……なんてことも珍しくありません。
オムツ代は間違いなく、我が家の家計を圧迫していました。
【新生児期~乳児期】 双子は一日20枚のオムツ替え
産まれてすぐの新生児期や乳児期は、オムツ替えの回数が非常に多いです。一人だと、一日におよそ7枚~10枚のオムツが必要だと言われています。双子の場合は、当然この二倍のオムツが必要ですので、一日に20枚は用意しておかなければなりません。一人を替えたらすぐにもう一人のオムツを替えます。
時々、どっちを替えたっけ?と分からなくなってしまうことも。気が付くと、オムツ替えと授乳で一日は終わってしまいます。母である私は、自分の顔を洗うことさえ忘れてしまうほど、一日はあっという間に過ぎてしまっていました。
【幼児期(1歳~2歳】紙オムツは、サイズアップで価格もアップ!
1歳を過ぎて幼児期になると、オムツ替えの頻度は少し減っていきます。つかまり立ちができるようになったり、ウンチが固くなってきたりと、以前よりオムツ替えに余裕ができるようになります。
「赤ちゃんの頃よりオムツ替えの頻度も減ったし、オムツ代抑えられるかな?」なんて思っていたのですが、大変な事実に気が付きました。『オムツのサイズが大きくなると値段が高くなる』という情報が頭から抜けていました。
さらに、テープタイプのオムツよりもパンツタイプのオムツが高く、Sサイズ、Mサイズ、Lサイズと、サイズが大きくなるにつれてオムツ1枚当たりの金額も割高になっていきます。幼児期といっても、まだまだオムツ替えは必要です。
双子のオムツ消費率は高くなり、サイズアップしていることから使用済みオムツを入れるゴミ箱は、あっという間にパンパンになっていました。
【幼児期(2歳~3歳】トイレトレーニングがオムツ卒業時期だけど……
2歳半頃になると、「そろそろトイレトレーニングをはじめてみよう」と思われるお母さんが多いのではないでしょうか。我が家の場合もそうでした。
早くオムツが取れれば、オムツ代から解放される!少しは家計が楽になる!と思い、張り切ってトイレトレーニングを始めたのです。しかし、実際は思うようにいきません。母も双子も初めの勢いは徐々に消えうせ、やる気も消失。。。早々と、再びオムツのお世話になることが決まりました。トイレトレーニングで疲れてしまうと、「オムツって楽だな」「もうちょっとオムツのお世話になろう」と思うようになりました。
【幼児期(3歳~)】本格トイトレシーズン到来!家計圧迫オムツから解放される勝負のときです
体が大きくなっているこの時期は、Lサイズ以上のオムツを履かす方が多いでしょう。LサイズのオムツはSサイズのオムツに比べると、1枚あたり6円~10円程高くなっています。数円の差でも、一日の使用枚数を積み重ねれば家計には大打撃です。
しかし3歳になると、さすがにトイレトレーニングを再開しなければならないという気になってきます。ウンチが出そうになったら空かさずトイレに連れていってみたり、思い切って布パンツを履かせてみたり……。
トイレトレーニングをしていると、オムツ替えの頻度も必然的に減っていきます。スムーズにいけば、このままオムツを卒業でき、家計を圧迫していたオムツ代からようやく解放される日が来ます。
焦らないでトイレトレーニングを進めたほうが、気持ちもラクです
我が家の場合は、この時期でもまだまだオムツは必要でしたが、3歳までにオムツを卒業する子は多く、そのぶんオムツ代からも解放されていきます。もちろん、オムツは早く外れるに越したことはありません。現に3歳児健診では、オムツが外れてトイレで用を済ませられるかどうかのチェック項目もあるため、親が焦るのも当然。
しかしオムツの卒業は、お子さんの膀胱の成長や排尿排便の時間感覚とも関係しているので、早く始めることがその子に向いているトレーニング法とは限りません。
オムツを継続したとしても、膀胱が発達して来ている子どものオシッコ回数は自然に減ってきています。ですから、おしっこのタイミングも図りやすく、トイレに促しやすいのです。なので、トレーニング時期のお子さんは赤ちゃんの頃のようにオムツ替えのたび、ママが振り回されることもありません。オムツが外れた周囲のお子さんの状況は気にせず、うちの子のパンツのタイミングはまだ来ていないだけ、と気楽に向き合うほうがママも楽ですよ。
【オムツ購入】メリットづくしのネット購入がおすすめ
新生児期から幼児期まで、双子の場合オムツは大量に必要となります。しかし在庫が切れそうになるたび、お店に買いに行くのは重労働です。双子を連れて外出するだけでも、かなりの体力を使ううえ、購入した荷物を持たなければなりません。
一度~二度なら何とか乗り越えられるかもしれませんが、毎回となるととても大変です。私の場合、オムツは必ずネットショッピングを利用していました。大量にまとめ買いをしても玄関まで運んでもらえますし、早ければ注文した次の日に届きます。
ショップによっては購入ごとにポイントがつくところもありますので、お得に買い物ができておすすめです。
【おわりに】息つく暇さえない忙しさで、大変なお世話を乗り切れました
新生児から乳児期は、朝から夜中まで1日じゅうオムツ替えと授乳が続きます。里帰りなどをしていなかった私は、産後すぐから日中一人で双子を見ていました。そのため、ひと息つく間もなく、常に次から次にお世話の仕事が待ち構えている中で育児をしていたように思います。
そのおかげか、最近よく耳にする「産後鬱」「育児ノイローゼ」になる暇さえありませんでした。「辛い」と思う余裕さえなかったのです。今となっては、これはこれでよかったんだなと思っています。
オムツ代を節約するためには、早くオムツを卒業させることが最も手っ取り早いです。しかし、二人同時進行でトイレトレーニングをするのは想像以上に大変な作業ですので、辛くなったら無理をせずオムツに頼ってしまいましょう。