2歳になって、ますます元気になってきた男の子を育てているというママもいますよね。つい最近まで、そんなにうるさくもなく、可愛いだけのわが子だったのに、いつの間にか「こんなに凶暴になってしまったの!」と言いたくなるような行動をすることもしばしば……。そんなとき、どうやってしつければ良いのかと途方にくれたりしませんか?ここでは2歳の男の子をしつける方法について、ご紹介していきます!
2歳の男の子は基本「めちゃくちゃ」!
2歳の男の子に手を焼いているママ達、お疲れ様です。2歳はイヤイヤ期真っ盛りで、更にママを楽しげに叩いたり、ここぞとばかりにわがままを言ったり、困ることも多いですよね。「こんなに凶暴なのは、うちの子だけかもしれない」と思うこともあるでしょう。ですが、魔の2歳児と言われているように、どこの家庭もそんなものです。ここでは、どうしてそんなにめちゃくちゃなの?と理解が困難なポイントについてお話していきます。
自分を上手く表現できない
2歳と小さくても、伝えたいことは色々とありますよね。その伝えたい内容を上手く表現できなかったら、イライラしてしまうでしょう。すると、叩くという行動になったり、大人から見ればわがままじゃない?と思える行動を取ったりするのです。言葉で上手く伝わらない・行動でも伝わらない!など2歳児の男の子が困ったときにとる苦渋の策が、「イヤ・叩く・わがままを言う」なのです。
やっていること全てが学習!
2歳の男の子だと、大人が嫌がることを積極的に行なうこともありますよね。つねる・叩く・意味不明な行動をするなど、実は全てが学習なのです。「叩いたら、どんな反応をするかな?」「こう行動したら、どうなるのかな?」などと思っていることもあります。なので、悪気があって行動しているわけではありません。
2歳の男の子のしつけは難しい?
どんなときに叱れば良いのかよく分からないママも多いのではないでしょか。「ダメなことをしたら叱る」だと、1日じゅう小言を言わなければいけないなんてこともありますよね。ここでは、2歳の男の子のしつけのコツについてお話していきます。
【その1】子ども本人が危ない場面は叱る
絶対に叱らなければいけないのは、「子ども本人が危ない」ときです。ママの真似をしてキッチンで包丁を使おうとした・散歩をしていたら道路に飛び出したなど、本人が本当に危ないことをしているときは、厳しく「危ないでしょう!」と叱らなければいけません。これを怠ってしまい、万が一のことがあってからでは遅いのです。危ないことをしたときは、厳しい声で「危ないからダメ」と教えてあげてください。
【その2】他人に迷惑が掛かる行為をするときに叱る
病院で走る、大声を出す・電車やバスで叫ぶなど、他人に迷惑がかかる行為もしっかりと叱らなければいけません。ただ、この場合はきつく「ダメでしょ!」と言うのではなく、どうしてダメなのかを諭すように叱りましょう。本人が納得できないと、叱った意味がありません。「走るのは、迷惑になるからやめましょうね」と教えてあげてください。周りの目が気になるかもしれませんが、無理やり頭を下げさせるのは返って逆効果になります。周りの人には、親であるあなたが心を込めて謝り、子どもにはどうしてダメなのかを伝えられるようにしたいですね。
【その3】子どもを責めるのではなく、行動を叱る
子どもを叱るときに、ついつい「ダメな子・悪い子」と口にしてしまってはいませんか?これでは、子どもが、自分は悪い子・ダメな子だと勘違いしてしまいます。叱るときは、子どもを責めないようにしましょう。特に、2歳の男の子には小さいながらもプライドがあります。ダメな子とは言わずに、何がダメだったのかに重点を置いて叱ると良いでしょう。例えば、誰かを叩いてしまったなら、「人を叩いてはいけません。」と叱ります。キッチンで包丁を使おうとしたら、「包丁は危ないからダメ」と叱りましょう。
あまり神経質にならなくてもOK
ついついダメなところが目に留まってしまい、怒ってしまうママもいますよね。ですが、そんなに神経質にならなくても良いのではないしょうか。危ないこと・他人に迷惑をかけることを叱り、それ以外には目をつぶると、今よりとても楽に育児ができるようになりますよ!
本人のやってみたい!は尊重しよう
例えば、バケツの水をひっくり返してみたい!おもちゃ箱の中身を全部出してみたい!など、本人がやってみたいと思うあそびは基本的に好きにさせてあげるといいでしょう。それも、「興味」ですし「勉強」です。やってみたいことの制限は、2歳には厳しすぎるのではないでしょうか。本人が危ないこと・他人に迷惑が掛かること意外には寛容になれると良いですね。
2歳の男の子をしつけるコツ まとめ
2歳の男の子をしつけるコツについて、ご紹介してきました! 2歳はイヤイヤ期で自己中でもあり、めちゃくちゃな時期ですが、本人は悪気があってやっているわけではありません。本人が危ないことや、他人に迷惑が掛かること以外は好きにさせてあげると、伸び伸びと成長できるでしょう。