1歳児のおやつは必要?市販のお菓子はOK?1歳児のおやつの疑問あれこれ

1歳おやつ

1歳児におやつは必要?

1歳を過ぎると母乳は卒業。離乳食も完了に近づき、食事は1日3回というリズムを作っていきます。
また、1歳児はハイハイから歩行へとどんどん活動量が増えていきます。そのため、1日3回の食事だけではエネルギーが不足しがちです。そこで食事と食事の間に、おやつで栄養補給します。つまりおやつは「食事で足りない栄養素を補うもの」という位置づけです。

市販のお菓子は与えても大丈夫?

大人用の市販菓子は赤ちゃんにはおすすめできません。

大人用市販菓子の特徴

  • 糖分が多い
  • 塩分が多い
  • カロリーが高い
  • 添加物が多い
  • 味付けが濃い

もし市販のお菓子を与えるなら、「ベビー用」として販売されているものを選んであげましょう。

ベビー用なら糖分や塩分、脂肪分を抑えたお菓子がたくさん出ています。味付けも薄味ですし、野菜や果物を混ぜたものもありますので、子どもに合ったものを選んであげましょう。
また、最近の商品にはアレルギー源となる食品がわかりやすく表示されています。アレルギーが心配な子どもには、特に注意して選んであげたいですね。

1歳児の摂取カロリーと内容

では、1歳児のおやつはどれくらい与えればいいのでしょうか?
1歳~1歳半の子どもに必要な摂取カロリーは1日900~1000kcalだと言われています。
1回の食事内容の目安は次の表の通りです。

1歳~1歳半の1回の食事量の目安
穀物 軟飯90g ~ 普通のごはん80g
野菜・果物 40 ~ 50g
15 ~ 20g
15 ~ 20g
豆腐 50 ~ 55g
全卵2分の1個 ~ 3分の2個
乳製品 100g
魚、肉、豆腐、卵、乳製品は何れか1種

おやつの目安

この食事で足りない栄養素やカロリーを補うという意味でおやつを与えます。1日の摂取カロリーの約10%~20%を与えるのが目安です。つまり、100~200kcalですね。
子ども向けのおやつのカロリーです。参考にしてくださいね。

子ども向けおやつのカロリー
バナナ1本 80(kcal)
みかん1個 80
チーズ一切れ 70
牛乳 100
サツマイモ半分 80
ロールパン 95
クッキー2枚 100

1歳児のおやつの例

  • 果物
  • ベビー用ビスケットやベビー用せんべいなどを1~2枚と牛乳
  • ふかしたさつまいも

ただし、食事が食べられないほど与えないように気をつけてください。

1歳児のおやつで特に避けたいもの

  • キャンディー、ガムなど……糖分が多く、口の中で長く入っているので虫歯の原因になります。
  • チョコレート……糖分が多い上においしいので、一度食べると何度も欲しがります。3歳を過ぎてからにしましょう。
  • ピーナッツなどのナッツ類……飲み込む危険性があるので、4歳を過ぎるまでは控えましょう。

手作りおやつに挑戦してみよう

1歳児向けのおやつを手作りしてみましょう。

かぼちゃケーキ

カボチャのケーキ

材料(18センチ型)
かぼちゃ 300g
2個
バター 50g
小麦粉 40g
牛乳 100 ~ 150cc
砂糖 甘みが少ない場合に少々

作り方

  1. かぼちゃは皮をむいて電子レンジで柔らかくし、フォークなどでつぶす
  2. 1 に牛乳と卵(砂糖を入れるならこのタイミングで)を入れて混ぜる
  3. 牛乳を少しずつ入れる(生地がゆるくなり過ぎないように量を調整する)
  4. バターを入れて混ぜて、小麦粉をふるいながら入れてよく混ぜる
  5. 180℃のオーブンで約40分焼く

ホットケーキミックスと粉ミルク・粉末青汁で作るパンケーキ

材料(12枚分)
ホットケーキミックス 200g
粉ミルク 200g
約200 ~ 400cc
粉末青汁 3g
サラダ油 適量

作り方

  1. ボールにホットケーキミックス、粉ミルク、粉末青汁を入れて混ぜる
  2. 水を少しずつ入れていく
  3. 好みの固さになったらホットプレートで弱火でじっくり両面を焼く

青汁とはわからないので、おいしく食べられます。試供品の粉ミルクや青汁をもらったら、試してみてくださいね。

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