これを見れば安心！2歳半の言葉はどの程度？

2歳半を過ぎて、言葉もたくさん言えるようになった！と喜んでいるママはどれくらいいますか？この頃は、おしゃべりが得意な子とまだまだ未熟な子の差がとても大きく別れます。なので、「あの子はあんなに喋るのに、うちの子は……」と焦ってしまうことも多いでしょう。格差が大きく出やすいからこそ、2歳半は、どの程度の言葉を話せればよいのかを知っておきたいですね。

1．2歳半なら2語が出れば安心？

2歳半くらいなら、二語が喋れていれば安心して大丈夫でしょう。二語とは、「さかな　いる」「わんわん　きた」「パパ　バイバイ」などのことです。言葉の出始めには個人差があるので、もしかしたら周りの子どもはもっと喋れるようになっているかもしれません。そんなときでも、焦らないようにしてほしいと思います。もし、自分の子どもが二語を喋っているなら心配はいりません。優しく成長を見守りましょう！

まだ一語しか話せない……これは心配？

2歳半になっても、一語しか話せないという子も、もちろんいます。ママの立場からすれば、言葉が遅くて心配になってしまっているかもしれませんね。心配かどうかを見るときに重要なのは、「二語が話せるか」ではありません。確かに、二語が出ているというのは大きな目安になってママを安心させてくれます。ですが、本当に注目してほしいのは「言っている言葉の意味を理解しているのか」です。”だめよ！”という言葉だったり、”○○ちょうだい”と話しかけたときに理解はしていますか？ 大人が話したことを理解しているようであれば、そこまで心配することはありません！

一語も話せないときはどうすればいいの？

まだ、意味をもった言葉を話したことがないという子もいるかもしれません。ママは、「いい加減に何か話して！」と思ってしまっているかもしれません。ここでも、まず注目してほしいのは大人の話を理解しているかです。意思疎通を図れているのかについても確認してみてください。だいたい言っている意味を理解しているようなら、様子を見ていて良いかもしれません。まだ喋る気になっていないだけという可能性が考えられます。ですが、意味もあまり理解していないのでは？と思うような状況だったり、他人に興味を示さなかったりするなら、一度、専門家に相談をしてみても良いでしょう。

2．言葉が早い子と差がありすぎるのが不安……

2歳半で、おしゃべりが得意な子だと、もう3語を話していたり、中には立派にお話できるようになっている子もいます。そんな子を見ていると、「同じ2歳半なのに差がありすぎるのでは？」と不安になってしまうこともあるでしょう。ここでは、言葉が早い子と遅い子ではどれくらい差があるものなのかを紹介していきます！

言葉が早い子は普通にお話ができる！

2歳半で言葉が早い子は、普通にお話ができるようになっています。例えば、夕飯は何が食べたい？と聞いたとすると、「今日は、○○が、食べたいな」なんて会話もできるのです。言葉が遅い子のママからすれば、目が飛び出るくらいびっくりしますよね。また3語をペラペラと操る子もいて、ついつい本当に同じ2歳半？なんて思ってしまうでしょう。

言葉の遅い子はまだ話さないことも……

2歳半で言葉の遅い子は、まだ一語すら話さないこともあります。何が欲しい？と聞いて、指を指すだけ……なんてことも。ですが、表情が豊かだったり、言っていることが分かっているならば「ママが甘やかしているだけ」なんて理由で話さないことも多いのです。何でも先回りしてしまって、子どもが喋らなくても良い状況を作っていないかどうかを思い返してみてください。あれは何？これは何？と答えなければいけない状況をわざと作ってあげるのもおすすめですよ。

3．言葉には個人差が大きいので焦らないで！

子どもが言葉を話し始める時期は個人差がとても大きいということを忘れないようにしてほしいと思います。とくに1歳～3歳の間は、その子に合った成長スピードがあるので、あまり気にせずに生活をしていけると良いですね。そうは言っても、何か刺激を与えたいと考えるパパやママはいるはず。ここでは言葉を少しでも早く話してもらうためのコツをお話します。

絵本を読んであげるとGOOD！

言葉が遅いと心配をしているなら、絵本を読んであげるといいでしょう。言葉が多い絵本でなくても構いません。ママの膝の上に子どもを乗せて、穏やかな気持ちで読み聞かせをしていると、自然と言葉を覚えていきます。絵本を読んだからといって、すぐに話せるようになるわけではありません。ですが、必ずその子のためになってくれますよ！

日常のコミュニケーションを見直す

子どもと話をしているときのことを思い出してください！ いつも同じことばかり話してしまっていませんか？「子どもと話すことなんて限られているし……」なんて思わずに、色々なことを話してあげてください。些細なことでも子どもは聞いていて、覚えようとしています。なるべくたくさんの言葉を掛けてあげられるといいですね。

2歳半の言葉のまとめ

2歳半の言葉の目安や、言葉の発達を促す簡単な方法を紹介してきました。2歳半なら、2語が出ていればひとまず安心して良いでしょう。まだ上手く言葉が出ていないときは、言葉に注目するのではなく、大人の言っていることを理解しているのかを見てほしいと思います。言葉の発達には個人差があり、あまり焦るようなことでもありません。どうしても変だと思うようなことがあれば、専門家に相談してみても良いですね。