赤ちゃんの沐浴を簡単にするポイント3つ!

沐浴

初めての沐浴、誰でも緊張しますよね。準備は何をすればいいの?赤ちゃんの洗い方は?泣いてしまうなど、色々気になって怖くなってしまうママやパパも多いと思います。

でも、コツさえつかめばそんなに難しいものではありません。沐浴は毎日おこなうものなので、あまり気負いすぎると疲れてしまいます。

今回は、沐浴が簡単に、しかも楽しくできる方法をお伝えします。ぜひ、コツを知って、毎日の子育てを楽しいものにしてくださいね。

ポイント①:沐浴の準備物品は最低限に

インターネットや育児雑誌で沐浴の準備を探すと、たくさん載っていますよね。でも、実は要らないものや、家にあるもので代用できる場合がたくさんあります。準備や新たに購入するものは、最低限にしておきましょう。

準備物品
ベビーバス ベビーバスは、大人とお風呂に入れるようになっても、一人座りができるまではあると便利です。股のところに、ストッパーがついているタイプだと、ズリ落ちを防止してくれるので、手が離せて楽です。
赤ちゃん用ソープ 赤ちゃんの肌はデリケートなので、赤ちゃん用のものを購入しましょう。
ガーゼ ガーゼは、沐浴のときだけでなく、口拭きにしたり、簡易よだれかけになったりと用途が多いので、あると便利です。
バスタオル 家にあるものでOKですが、新生児の間は、赤ちゃんが使うタオルは大人用とは分けるようにしましょう。肌触りのよいものがベストです。
保湿剤 赤ちゃんの肌は乾燥に弱いので、沐浴後は、保湿剤を塗ってあげます。
めん棒 めん棒は赤ちゃん用だと、奥へ入れすぎてしまう恐れがあるので、大人サイズのものでOKです。
お臍の消毒液 お臍の消毒液は、産院でもらえることが多いです。一瓶使いきれば、それ以上買う必要はありません。

湯温計は特に必要ありません。目安は、人肌程度(ややぬるめ)で、湯の設定温度は38度~40度にしておきましょう。

沐浴剤は、ソープが無くても、お湯で汚れが落ち、すすぎも不要というものですが、好みで購入してもよいでしょう。

ポイント②:準備物は全て手の届くところに

では、実際に手順を追って沐浴をおこなってみましょう。コツを知ればとても簡単なので、ぜひ、覚えておきましょう。

1)赤ちゃんが沐浴に入れるかの確認をする

まず、赤ちゃんが沐浴に入れるかどうかのチェックをおこないます。ポイントは、元気かどうかです。多少、熱があっても、元気があり、機嫌が良ければ沐浴は可能です。

沐浴を止めた方がいいとき

  • 高熱がある
  • 食欲がなく、ぐったりしている
  • 機嫌が悪く、いつもと違う
  • 嘔吐、下痢などがひどい
  • ジュクジュクした湿疹がある

沐浴を中止したときは、必要に応じて、小児科を受診しましょう。また、汗をかいているときは、体を拭いてさっぱりさせてあげるとよいでしょう。衣服は、沐浴を中止した日でも、毎日交換します。

2)沐浴の時間はいつも一緒に

沐浴の時間は、基本的に何時でも構いません。ただし、毎日、同じ時間にしてあげると、赤ちゃんの生活リズムがつきやすいのでよいでしょう。

ママや家の人が入れるなら午前中でもよいですし、パパが入れるなら、パパの帰宅後の19時~20時頃でも大丈夫です。

3)必要な物は全て手の届くところに置くことがポイント!

沐浴で大変なことの一つは、両手がふさがってしまうことです。何かを取りたい、何か準備を忘れたと思っても赤ちゃんを置くことができないので、取れないのです。そのため、沐浴を簡単にするポイントは、必要な物は全て手の届くところに置いておくことです。

お風呂場の準備は、バビーバスに湯を張ったら、その周りに沐浴ガーゼやソープ、タオル、かけ湯をする風呂桶など全てを用意しておきます。

沐浴後の準備は、衣服とオムツ、バスタオルは重ねておき、赤ちゃんを寝かせれば、順番に着せるだけの状態にしておきます。その他のめん棒やお臍の消毒液、保湿剤なども手の届くところにおいておきましょう。沐浴をする人は、袖がおちないようにまくっておく、髪は束ねておくと邪魔になりません。

ポイント③:沐浴は顔→足の順番ですばやく

実際に沐浴に入れるときのポイントは、顔→足に向かって洗うことと、すばやく済ませることです。

洗い方の手順や方法はいろいろありますが、あまり神経質になる必要はありません。一番、清潔な部位である顔から洗い、最後に陰部を洗うということだけを覚えておきましょう。

赤ちゃんが泣いてしまうときは、足の裏をベビーバスの端につけてあげて、ブランとならないようにしたり、お腹の上に沐浴ガーゼや手を乗せてあげると、安心して泣き止みますよ。

湿疹があるところや、洗い残りが多くなる頭の裏や、指の間、陰部、お尻の割れ目などはよく洗ってあげるようにします。

赤ちゃんは、大人と違って、湯船にゆっくり入る必要はありません。風邪を引きやすくなるので、時間はサッと済ませることがポイントです。

沐浴はご家庭に合わせて楽な方法を見つけましょう

いかがでしたか?沐浴は、特に決まりごとはありません。ご家庭に合わせて、自分たちが楽なようにスタイルを決めていくと楽になります。少しのコツを知っていれば、後は、自分たちに合わせてどんどんと変化させていくとよいでしょう!

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