赤ちゃんの性別判断、妊娠何週目で分かる?

赤ちゃんの気になる性別。いつ分かる?

気になるお腹の赤ちゃんの性別。分かるのはいつ?

妊娠中にママとパパが気になることといえば、赤ちゃんの性別ですよね。男の子か女の子か早く知りたいと思うものです。今はエコーで赤ちゃんの外性器を見れば、ほぼ100%の確率で男の子か女の子かが分かります。

ではいったい妊娠何週頃になれば、赤ちゃんの性別ははっきりしてくるのでしょうか?赤ちゃんの向きなど条件によっても変わってきますが、赤ちゃんの性別が分かる週数や、実際に性別を教えてもらった週数など、赤ちゃんの性別についてお話ししようと思います。

赤ちゃんの性別の成り立ち

受精のタイミングで性別は決定しています

赤ちゃんが男の子になるか女の子になるかは、受精した段階ですでに決まっています。ヒトは46本の染色体を持っていて、その内、XYの性染色体を持つものが男の子、XXの性染色体を持つものが女の子です。

そのため、受精のときに母親が持つX染色体と父親の持つY染色体が受精すれば男の子に、母親が持つX染色体と父親が持つX染色体が受精すれば女の子になるというわけです。

妊娠初期段階では全胎児とも女性器です

受精した段階で性別は決まっていますが、妊娠初期は外性器に男女差はなく、最初は全員女性器からスタートします。

その後、妊娠9週くらいになると男の子はY染色体の影響を受けて、女性器が男性器へと変化して男女差が出てくるのです。妊娠11週くらいになると、外性器の区別もはっきりしてきますが、エコー上で見て分かるまでには、もう少し時間がかかります。

エコーで赤ちゃんの性別が分かるの時期とは?

エコーで見て赤ちゃんの性別が分かるようになるのは、赤ちゃんの向きなど条件がよければ、12週目くらいには分かると言われています。ですが、この頃は、いわゆる男女の外性器の形にはまだなっておらず、妊婦さんに伝えられえることもありません。

妊娠12週目には性別判断ができる!?

エコー検査で性別がわかる12週頃の男女の外性器の差は、形ではなく向きによって分かります。この頃の外性器は、男女とも突起のような形をしていて、赤ちゃんを横から見ると女の子は下向きに突起が伸びていて、男の子は上向きに突起が伸びているのです。

その後13週頃になると男の子の場合、外性器の突起がより分かるようになります。この頃の女の子は、女の子の外性器なのか、男の子の突起が分かりにくいだけなのかよく分からない時期で、一般的に男の子の外性器の方がわかりやすいです。

性別がはっきりするのは、外性器の形が整う妊娠18週目

妊娠18週頃になると、女の子も外性器の形がわかるようになり、妊娠20週を超えると、外性器の男女差がはっきりエコーでも見えるようになります。

実際に赤ちゃんの性別発表が行なわれたのはいつ?

では、実際にママ達が赤ちゃんの性別を聞いたのはいつ頃なのでしょうか。Gooベビーのアンケート結果を見てみましょう。

胎児の性別がわかった週数
妊娠21週~25週 37%
妊娠26週~30週 28%
妊娠16週~20週 23%
妊娠31週~35週 3%
妊娠10週~15週 2%
上記以外 7%

(gooベビー「妊婦さん&夫100組に聞きました!」より)

この結果から見ると、一番多いのが妊娠21週~25週で、6~7割の妊婦さんは妊娠21週~30週までには性別を教えてもらっているようですね。18週頃にはエコーで男女差が分かってきますが、実際には赤ちゃんの向きなど条件が悪いと見えないので、妊娠21週以降で分かることが多いのではないでしょうか。

エコーでの性器、男の子はピーナッツ、女の子はコーヒー豆に見える

エコーで見る男の子の外性器はピーナッツ型エコーで赤ちゃんの外性器を見ると、男の子の場合は股間に陰嚢や陰茎が見えるのですが、一つの方法として陰茎がピーナッツのように見えると男の子と分かると言われています。女の子の場合、突起がないので大陰唇の割れ目が木の葉やコーヒー豆のように、真ん中に線が入った形で見えると分かると言われています。いずれにせよ、やはり突起がない女の子のほうが、性別がはっきりするまでに時間がかかってしまうようです。

赤ちゃんの性別にまつわる噂は当たる?

赤ちゃんの性別に関する噂や言い伝えも色々あります。

男の子の言い伝え
お腹が前に突き出してきたら男の子
妊娠中ママの顔つきがきつくなったら男の子
妊娠中、肉を食べたくなれば男の子
妊娠中、塩辛いものを食べたくなったら男の子
夫婦関係でパパが優位だと男の子
妊娠中、すっぱいものを好めば男の子
女の子の言い伝え
つわりがきついと女の子
ママが妊娠中、優しくなると女の子
妊娠中、魚を食べたくなれば女の子
夫婦関係でママが優位だと女の子
妊娠中、男の子の夢を見ると女の子が生まれる
妊娠中、甘いものが欲しくなれば女の子

他にもたくさんあるようですが、これらの言い伝えや噂は医学的な根拠はありません。迷信の一つなので、妊娠中のお楽しみとして、知っておくくらいでよいでしょう。

赤ちゃんの性別を知ることでより愛着形成の助けに

夫婦の間に授かった赤ちゃんは、男の子でも女の子でもたった一つの大切な命です。どちらがかわいいということはありません。性別を知ることは、ママとパパの楽しみでもありますが、あまりこだわりすぎないことも大切ですね。たいてい赤ちゃんの性別への思いは、つわりが終わった頃が一番強く、その後、性別がはっきりする頃には性別へのこだわりというより、自分たちのたった一人の赤ちゃんとして愛着がわいていきます。名前を考えたり、顔を想像したりしながら赤ちゃんへ想いを馳せることは、大切な愛着形成の時間です。夫婦2人で大切な妊娠期間をゆっくり過ごして下さいね。

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