幼稚園バッグを選ぶ際のポイント

幼稚園バッグ。こんなものを準備しよう。

幼稚園に入園するとなると必要なものがたくさんありますね。バッグもその一つです。特に指定がない場合、どういったバッグを選ぶのが適当なのでしょうか。定番の形や選ぶ際のポイントを知って、少しでも悩みを解消しましょう。

幼稚園バッグ、選ぶとき大切にしたいポイント

定番はショルダー。小物用のポケット付きがおすすめ

幼稚園バッグの定番は、斜めがけのショルダータイプです。大きさは色々ありますが、お子様の体格に合わせて選びましょう。外ポケットや内ポケットがついているものを選ぶとハンカチやティッシュ、連絡帳など小物を個別に入れられて便利です。快適性を求めるならショルダー部分に肩あてがついているものを。それだけで首や肩への負担が減ります。

リュックを選ぶ場合は、取り出しやすさを重視

通園はリュックという園や、遠足の際にリュックが必要になることがあります。リュックを選ぶ場合は、取り出しやすさに重点を置きましょう。その方が、お弁当箱の出し入れもスムーズにできます。

中にはポケットに「ハンカチ」「ティッシュ」と示されているタイプのものもあります。子どもが自分で荷物の管理が出来るよう、こういったものを選ぶのも一つです。そうでない場合もポケットがいくつかあるものの方が荷物の管理はしやすいです。リュックの場合も、肩あてなどが施されている体に負担の少ないものを選びましょう。

2WAYタイプもある

シーンや用途に合わせてショルダーベルトを外し、手提げバッグとして持てるような形のバッグもあります。こういったものであれば、幼稚園を卒業した後もシューズケースとして使うことができます。

生地は大切。丈夫で軽い素材がベスト

コスト面を気にしたいのはもちろんですが、気を付けたいのはバッグの生地です。ある程度軽いものを選ぶのも大事ですが、数年間使うものですし、しっかりした生地のものを選びましょう。また、ビニールコーティングの素材や、撥水加工がしてあると、雨の日に濡れたりや汚れがついても安心です。

指定がなければ、気に入った柄のものを

柄については指定がなければ気に入ったものを使って問題ないでしょう。女の子なら花柄やハート、リボンといったかわいいもの、男の子なら恐竜や乗り物、動物などの生き物系が人気です。もちろんキャラクターものも定番です。長く使うのであれば、シンプルな水玉やチェック柄も飽きません。

平均予算2,000~3,000円。「セット買い」という方法も。

幼稚園バッグの平均予算は2,000~3,000円程度です。ブランドのものだと7,000円ほどする場合もあります。

バッグによっては、ショルダーバッグだけでなくリュックやトートバッグ、巾着やナフキンなどとセットになって販売されています。園で使うグッズは大体決まっていますから、同じ柄で統一したい場合はこういったものを選ぶと便利です。

レッスンバッグは手作りが人気

トートバッグ型のレッスンバッグも、絵本を入れたりするのに必要です。習い事をするならその時にも使いますよね。レッスンバッグの場合は手作りするのが人気です。作り方はいろいろありますが、おおよそ次のように作ることができます。

<基本の用意するもの>

  • 生地
  • 必要ならカラーテープ(平テープ)
  • ミシン
  • ミシン用糸
  • チャコペン
  • 裁ちばさみ
  • アイロン
  • まち針

<作り方>

  1. 作りたい幅(W)と高さ(H)を決めます。
  2. W=仕上げたい横の寸法+5cm程度、H=仕上げたい高さの寸法×2+8cm程度の布を2枚用意します。2枚用意するのは、1つは裏地用に使うためです。
  3. それぞれの布を内表に半分に折り、それぞれ両サイドを縫います。こうして2つの袋を作ります。
  4. マチを作る場合は各角をつまみ三角形になるように合わせます。好みのマチ寸法で直線縫いをします。
  5. 【3.】で作った袋を表になる方へひっくり返し、内側にもう一つの裏地用のバッグを入れます。そして上部分を内側に折り、一度アイロンをかけます。こうすることで縫いやすくなります。それからぐるりと一周縫えば完成です。この際、持ち手部分を途中ではさみながら塗ってください。

レッスンバッグに使われる生地はキルティング素材のものが定番です。丈夫さでいえば帆布生地もおすすめです。裏地をつけることにより生地がしっかりしますが、さらに丈夫にするなら切り替え布などを施すのもいいでしょう。

慣れてきたら色んな布でパッチワークのようにしたり、アップリケなどをつけてかわいくするのもいいですね。持ち手部分はカラーテープを使うと簡単で便利です。

基本の通園バッグはショルダー、レッスンバッグは手作りが主流

幼稚園のバッグは通園時は肩掛けショルダーが主流です。生地のしっかりしたもので、雨や汚れに強いものを選ぶのがポイントです。遠足などではリュックがいる場合があります。その場合は取り出しやすいものが一番です。

レッスンバッグは手作りが人気です。ミシンがあれば簡単に作れます。キルティング素材が一般的ですが、慣れれば色んな生地を組み合わせて作るのも素敵です。ポケットをつけたり、ワッペンなどをつけてもかわいいです。

手作りだと、市販品にないオリジナルの要素を盛り込んで作れます。特に指定がなければ子どもが気に入って使ってくれるような柄を選びましょう。そして何より、どのバッグも数年は持つものなので、丈夫なものを選んだり作ったりすることが一番大切です。

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