子育て支援の強い味方~保育園や児童館などを利用しよう

子育て支援の保育園一時預かり

子育て中の悩みやイライラ~誰にでもあることですが、ちょっと行き詰ったときは保育園のサービスを受けてみませんか?子育て相談や子どもの友だちづくりもできて、心強い味方になるはず。「急な用事で子どもを見てほしい」というときに預かってくれるサービスもあります。

保育園の育児支援サービスはこんなに充実!

主に認可保育園で実施していることが多いのですが、入園していなくても利用できるサービスがいろいろとあります。ぜひ利用してみましょう。自治体によっては子育て支援センターで一時預かりをしているところもあります。

一時預かり(一時保育)

施設や理由によって預かってくれる日数が異なります。

某自治体の一例

  • 家庭で保育ができない場合(就職活動・免許取得・定期的な通院など)
    ……週3日以内
  • 緊急な出来事で保育ができない場合(冠婚葬祭・急な入院など)……
    ……14日以内
  • 育児での心身の負担を軽減する場合(美容院・趣味の教室・リフレッシュ)
    ……週1日以内

日数や時間は保育園によって異なりますが、意外なのはママのリフレッシュという理由でも預かってくれる点。「毎日、子どもと向き合っているとイライラしてどうしようもない!」とか、「たまには息抜きがしたいけれど、誰も子どもを見てくれない」「美容院に行きたい」という理由でも、見てくれます。

事前にここをチェック!

一時預かりは”有料”です(0・1・2歳児は1日2,800円、3歳児は1,400円など)。事前に申請しなければなりません。

保育園によっては審査があるので、預かってもらえないケースもあります。また、保育園によっては預かる時間帯や年齢(月齢)・定員が決まっているので、問い合わせてみましょう。

一時預かりではどんなことをするの?

通園児と同じクラスではなく、一時預かりの子どもだけをひとつのクラスにすることが多いようです。そのため、異なる年齢の子どもと一緒に過ごします。

子どもは保育園生活を体験できます。もちろん、子どもの年齢や状況に合わせて食事や昼寝などをさせてくれるので、安心して任せられます。子どもは普段とは違う生活や遊びの体験をするので、お迎えに行くと少し成長したように感じられますよ。

ただし、子どもの負担にならないように気をつけましょう

親にとっては助かるものですが、子どもは慣れない環境に急に放り出されたように感じます。その結果、保育園嫌いになったり、ストレスで夜泣きをしたりとマイナスになることも。逆に子どもが喜ぶこともあります。子どもの様子を見ながら利用してみましょう。

「園庭開放」に体験で参加してみては

保育園の園庭を未入園児とその保護者に開放するもので、定期的に実施していることが多いようです。

これはママ(保護者)も一緒に参加しますが、通園児も一緒に園庭で遊びます。そのため子どもは多くのお姉さん・お兄さん(または同年齢の通園児)に触れることで刺激が受けられます。

「どこの保育園がいいか」と考えている人は、いくつかの保育園の園庭開放に参加して様子を見るのもいい方法です。保育園の雰囲気や先生達の子どもへの接し方などを知るいい機会になり、保育園選びの参考になります。

保育園や地域施設で「離乳食教室」を実施

離乳食教室保育園や地域の公民館などで離乳食教室を実施しています。栄養士さんや保健師さん、保育士さんなどが離乳食の作り方や食べさせ方などを教えてくれます。月齢によってコースや日時を分けているケースが多いので、事前に問い合わせてみましょう。

離乳食は実際に作りながら教えてもらえるので、味付けや硬さ、量などを確認できます。また、子育ての悩み相談もできるので、ぜひ利用してみましょう。同じ地域の月齢が同じくらいのお友だちが出来て、ママ友もできやすいイベント。「離乳食がマンネリ」「好き嫌いがある」「体重の増え方が気になる」など、悩みのある人は、ぜひ利用されるといいですよ。ただし、実施していない自治体もあるので、要確認です。

児童館のサービス

多くの自治体では「児童館」があり、平日の決められた時間帯に限られるものの、自由に遊び場として利用できます。児童館には多くの遊具やおもちゃがあり、児童厚生員など専門の人がいるので、子育ての相談も可能です。

特に決まったカリキュラムやクラス分けがあるわけではないので、気軽に利用してみましょう。異なる年齢の子どもと触れるいい機会ですから、子どもにとってもママにとってもいい刺激になります。

午後の時間になると学校帰りの子どもが来ることもあり、ボール遊びなど激しい動きをすることも。安全に配慮して利用してくださいね。

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