どんなものを着せたらいい?生後1ヶ月の赤ちゃんの服装

赤ちゃんの服の選び方

生後1ヶ月になると、新生児期には体の動きが少なかった赤ちゃんも、少しふっくらとして体が大きくなります。それだけでなく、手足をバタバタする動きもできるようになってきます。そんな赤ちゃんの成長に合わせて、この時期にはどんな服装をさせたらよいのでしょうか? こちらでは、生後1ヶ月の赤ちゃんの服装についてお伝えします。

生後1ヶ月の赤ちゃん、服装の種類とは?

はじめに、赤ちゃんが生後1ヶ月の時期に使用する服装にはどんなものがあるのか、その種類を見ていきましょう。

短肌着

丈の短い上半身用の肌着です。打ち合わせになっていて紐で結ぶタイプが主流ですが、ボタンや面ファスナーで留めるタイプも。丈が短いので、オムツ替えをしやすい肌着です。新生児期~3ヶ月頃まで使用できます。

長肌着

足まで覆う丈の長いタイプです。短肌着と同じように打ち合わせになっており、紐で結ぶタイプが多いです。足をバタバタさせるようになってくると、めくれてしまうので使用時期は0~1ヶ月くらいと比較的短くなります。長肌着を使用せずにコンビ肌着で代用することもできます。

コンビ肌着

股の部分をスナップボタンで留めるとズボン型になるので、はだけてしまう心配がありません。足をバタバタできるようになってきたら、コンビ肌着が活躍します。新生児期にも長肌着の替わりにコンビ肌着のスナップを留めずに着せることも可能です。

ボディ肌着

股の部分をスナップボタンで留めますが、足全体が出ているブルマ型。かぶりタイプ・肩のスナップで留めるタイプなど、さまざまなタイプが販売されています。まだねんね期の生後1ヶ月頃には、前が開くタイプや打ち合わせになっていて紐で結ぶタイプを選ぶとよいでしょう。

ドレスオール

裾がドレス型になっています。オムツ替えが頻繁で赤ちゃんの足の動きがまだ少ない新生児期~生後1ヶ月頃に適したウェア。ドレスオールのみだと使用期間が短くなってしまうので、動きが激しくなったらカバーオールに切り替えできる、ツーウェイオールで兼用すると経済的です。

ツーウェイオール

裾にあるスナップの留め方次第で、ドレスオールにもカバーオールにもなるウェアです。新生児期から1歳くらいまで使用できます。

春から夏にはこんな服装を

室内では

春~夏の室内では、短肌着にドレスオール(またはツーウェイオール)か、短肌着にコンビ肌着を重ね着させてあげてください。ドレスオールは気候に合わせて、長袖・七分袖などの袖の長さ、薄手~厚手などの素材を選ぶことが大切です。肌寒い日にはベストで調節するといいですよ。大人でも部屋の中が暑いと感じられる場合には短肌着やコンビ肌着1枚でもよいでしょう。

お出かけには

短肌着かコンビ肌着(または短肌着+コンビ肌着)にドレスオールを着せます。その上に「おくるみ」「帽子」「靴下」をプラスしてください。暑い日には、おくるみ・靴下はなくてもかまいません。

秋から冬にはこんな服装を

室内では

短肌着の上にコンビ肌着を着せたうえにドレスオールでOKです。ドレスオールは気温に合わせて、厚手のものなどで調節してください。とくに寒いときにはベストをプラスしましょう。

お出かけには

室内の服装に、「おくるみ」「帽子」「靴下」をプラスする形でよいでしょう。寒い時期におでかけの際は、「靴下」を忘れないようにしましょう。

気をつけたい点は?

赤ちゃんの体温調節は、洋服で行ないましょう

汗をかくのは夏だけではありません。寒い季節でも、暖房の効いた部屋で何枚も重ね着していると、体温調節が上手にできない赤ちゃんは汗びっしょりになっていることがあります。赤ちゃんの背中に手を入れてみて、熱がこもっているように感じられたら、衣服を減らして調節してあげましょう。反対に手足が冷たくなっていても、背中に手を入れてみたときに温かさがあればOKです。

室内では裸足で過ごしましょう

赤ちゃんは頭や足の裏から熱を発散させて体温調節していますので、基本的に室内では靴下を履く必要がありません。暑い時期以外の外出では、防寒のために履かせてあげましょう。

また、入浴後の着替えなどで短肌着+コンビ肌着と何枚も着せる場合には、着せる服をはじめから重ねた状態にしておくと、手間もかからず着せやすくなりますよ。

生後1ヶ月の赤ちゃんは、体温調節機能も発達途中です。暑そうな様子、寒そうな様子が見られたら、服装で調節してあげるようにしてください。赤ちゃんの動きをさまたげず、成長に見合った服を着せて、いつも快適に過ごせるように配慮してあげましょう。

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