生後1ヶ月頃は外気浴からはじめて、どうしても必要があるときの外出以外は家の中で過ごしていた赤ちゃん。生後2ヶ月に入ったら、もう少しお出かけの回数を増やして公園などへも連れて行ってあげたいですね。
こちらでは赤ちゃんとの公園へのお出かけや、外出が多くなってきたら、あると便利なアイテム、ベビーカーについてご紹介します。
外出で生活リズムがついてくる!
生後2ヶ月頃の赤ちゃんは、1ヶ月の頃にくらべて、さらにまとまって眠る時間や起きている時間が増えてくる時期ですね。そんな時期だからこそ、昼は起きて活動する時間、夜は眠る時間…という生活のリズムを赤ちゃんにつけさせてあげることが大切です。
赤ちゃんは、外出することで昼間は起きている時間と認識できるようになってきます。また、適度に身体が疲れることから夜間にはよく眠るようにもなるでしょう。
公園へお散歩してみよう
生後1ヶ月の頃は、どうしても出かける必要がある場合だけ、外出していましたね。生後2ヶ月になったら、頻繁に外出とまではいかなくても、無理をしない程度にお出かけすることが生活リズムをつける上でも大切です。
例えば、公園は赤ちゃんとのお散歩にピッタリな場所です。近所に公園があれば、ぜひ赤ちゃんとお出かけしてみましょう。
外出の際には、母子手帳や健康保険証のほか、着替え、授乳時・オムツ替えに必要なものを忘れずに。また、極端に暑い時間帯や寒い時間帯、空腹時は避けるなどの基本的なポイントにも気をつけてください。
公園では「蚊」に気をつけて
公園へのお出かけでは、赤ちゃんが「蚊」に刺されてしまうことがあります。蚊は人の吐いた息の二酸化炭素のほか、汗のにおいや体温などを察知して寄ってくると言われています。体温が高く汗っかきな赤ちゃんは、蚊のターゲットになりやすいので注意が必要です。
蚊の活動時期は夏場だけと思われがちですが、主に4~10月頃までです。その時期に、赤ちゃんと外出する際にはつぎの点に気をつけましょう。
- 草が生い茂る場所や水辺は避ける
- 肌の露出は少なくする
- 蚊が好むとされる黒っぽい服は避ける
- 蚊の発生が多い、夜明け前後の時間や夕方の外出は避ける
また、一般に市販されている虫除けスプレーは、ディートと呼ばれる赤ちゃんには大変危険な成分が含まれています。絶対に使用しないでください。
虫除けスプレーの中には、レモングラス・シトロネラなどの精油成分からつくられた、オーガニックの虫除けを販売しているメーカーもあります。このような虫除けなら、赤ちゃんにも安心ですね。
そのほか、天然ハーブ由来の虫除けで、ベビーカーや赤ちゃんの衣服に貼って使えるシールタイプ。ベビーカーに吊り下げて使うタイプなどもあります。こちらも新生児期から使用OKなので試してみてはいかがでしょうか。
ベビーカーの種類は?ねんね期には必要?
お出かけの機会が増えてくると、なにかと便利なベビーカー。ママも赤ちゃんの世話に両手が使えるうえ、少し距離のある場所への外出なら、ずっと抱っこするより疲れにくいですね。
ベビーカーは「A型」と「B型」の2つのタイプに分かれています。双方の特徴をみてみましょう。
A型ベビーカー
A型ベビーカーは、背もたれをフラットな状態に調節できるので、ねんね期から3歳頃まで、長期間使えるものが多いのが特徴です。ただ、長期間の赤ちゃんの成長に対応して使用できる分、ベビーカー自体がかさばる、重くて操作しにくい…などのデメリットも。
B型ベビーカー
B型ベビーカーは、「おすわり」ができるようになる生後7ヶ月頃から使用できます。おすわりのできる赤ちゃんへの使用に特化しているだけあり、軽く、折りたたむとコンパクトになり、操作性の面でも優れています。
生後2ヶ月の時期でベビーカーを利用する際には、必然的にねんね期OKの「A型」を選ぶことになりますね。しかし、ねんね期が終わると、A型のデメリットでもある大きさや操作性が気になり、B型に買い替える方もいるようです。
月齢が低い時期はベビーカー無しでも外出できる!?
また、赤ちゃんも月齢の低いうちはお出かけの回数が少なく、まだ体重もそれほど重くはないのでベビーカーは使わないというママも。抱っこひもだけでお出かけして、生後7ヶ月以降になってからB型を使用する…という方も見受けられます。
A型ベビーカーをレンタルOR友人や身内に借りる方法も
ほかにも、ねんね期のうちはレンタル、使っていないベビーカーを持っている家族か友達などに借りる、という方法もよいですね。A型ベビーカーを使用するかしないか、レンタルで済ますかは、外出の頻度や行く場所によって、必要かどうかを見極めるとよいでしょう。
生後2ヶ月になった赤ちゃんには、生活リズムをつけるためにも、公園などへの外出が必要です。とはいえ、生後2ヶ月くらいでは首もすわっていませんし、まだまだお出かけには心配なことばかり。こちらでご紹介したポイントを参考に、赤ちゃんへの配慮しながらお出かけを楽しみましょう。