赤ちゃんの二重はいつからなるの?一重から二重にするためにできることは?

赤ちゃんが二重になるタイミング

日本人は生まれたばかりの赤ちゃんのときは、たいてい一重まぶたが多いです。それは、もともと日本人に一重が多い遺伝によるものと、赤ちゃんはふっくらした体型で、まぶたが脂肪に覆われているため一重に見えている理由からです。

でも、ご両親ともに二重の場合やどちらかが二重の場合は、いつか我が子も二重になるんじゃないかと期待しますよね。今回は、赤ちゃんが二重にかわるタイミングや二重になるための方法についてお話ししたいと思います。

赤ちゃんが二重になる確率と二重になる時期は?

一重か二重かは遺伝と関係している

生まれてくる赤ちゃんが一重か二重かは、両親の遺伝と大きく関係していて、二重は優勢遺伝、一重は劣勢遺伝といわれています。

つまり、両親ともに二重の場合は二重になる確率が非常に高く、どちらかが二重の場合も、二重になる確率が高くなります。一方、両親ともに一重の場合は全員一重になります。

ただし、二重か一重かはまぶたの脂肪量とも関わっているので、ずっと一重だった人がダイエットをして痩せたら二重になったというケースもあります。

生まれたばかりの日本の赤ちゃんはほとんどが一重。外国人は二重が多い

一重か二重になるかは遺伝と関係しているとお話ししましたが、生まれたばかりの日本の赤ちゃんはほとんどが一重です。冒頭でもお話ししたように、脂肪や浮腫みで顔がふっくらしているため、二重でも一重に見えてしまうからです。

ただ、海外の赤ちゃんやハーフの赤ちゃんは生まれたばかりでもくっきり二重が多いのをご存知でしょうか。外国人の赤ちゃんタレントは、くっきり二重が多いですよね!それは、日本の赤ちゃんより目鼻立ちがはっきりして堀の深い顔立ちをしているからです。残念ながら日本人やモンゴル系の顔は平たい顔が多く、まぶたが脂肪や浮腫みでふっくらしているとどうしても一重に見えてしまうのです。

一方、外国人の赤ちゃんは堀が深いので、浮腫みや脂肪があってもくっきり二重に見えるというわけです。

一重の赤ちゃんが二重になる時期

生まれたばかりの赤ちゃんの頃に一重でも、二重になる遺伝情報を持っていれば、いずれ二重になるチャンスはあります。主に体つきが痩せてすっきりしてくる時期と重なります。

目元が変化する時期がある【1回目】生後3か月~1歳までの赤ちゃんらしい体型が取れてくる時期

特にハイハイなどが出てくる7~8か月頃になると、活動の幅が広がって脂肪が取れてくるのでチャンスがあります。

【2回目】幼児体型へと変化する3歳頃

いわゆる乳児体型から細身の幼児体型に変わる頃です。ポチャっとしたイメージがなくなり、身長が伸びてすらっとしてくる3歳頃にチャンスがあります。

【3回目】思春期で体型に変化が現れる時期

思春期になると顔つきや体つきがグッと大人っぽく変化するので、一重から二重に変わるチャンスがあります。この頃は、一重、二重に関わらず全体的に印象が変わる時期ですね。

赤ちゃんの一重を二重にする方法

赤ちゃんの一重を二重にする方法は、目のマッサージと二重ラインの癖づけ法としてよく紹介されています。

  1. 目頭から目尻に向かって優しくマッサージする方法
    赤ちゃんが眠っている間に、目頭から目尻に向かって優しくなぞります。これは、マッサージによってまぶたの浮腫みを取り、二重まぶたを促す目的でおこないます。
  2.  赤ちゃんのまぶたに綿棒でラインを書いて癖づけする方法
    赤ちゃんが眠っている間に、綿棒でラインを入れるようになぞります。二重ラインの癖づけをする方法です。ただし、これらの方法はともに確実に効果があるというものではありません。
    また、こだわりすぎて赤ちゃんが嫌がるのにしてしまうと、皮膚を傷つけたり、感染の機会にもなってしまうので注意が必要です。エスカレートして、頻回にマッサージしたり、アイプチをしたりするのは危険なので、決しておこなわないようにして下さい。

二重まぶたにこだわり過ぎないために

我が子にはできるなら二重になって欲しいという気持ちも分かりますが、痩せているほうが美しいという価値観と一緒で、二重も「二重のほうが可愛い」というのは社会的な価値観です。我が子の可愛い個性を全て社会的な価値観でしばってしまう考え方は改めたほうがよいでしょう。

大切なのは二重よりも内面力

我が子が可愛いと思えるのは、本来は二重であることとは関係ないはずです。我が子ならではのかわいらしさや個性を大切にしながら、内面の美しさや強さを伸ばしていける育て方をしてあげることが大切ですね。

また、早く二重になって欲しいという親の価値観を押し付けるのではなく、いつか二重になるかしらと成長とともに二重になるのを楽しみに待つというのも一つの方法です。

我が子がいずれ大人になったときに、社会的な価値観に惑わされることなく、我が子らしくすくすくと育っていけるよう温かく見守ってあげたいものですね。

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