男の子と女の子の赤ちゃんの作り方、産み分ける方法は？

男の子でも女の子でも可愛い我が子に変わりありませんが、できるなら男の子が欲しい、女の子が欲しいと思う気持ちもありますよね。特に2人目以降のお子さんを希望する場合は、産み分けたいと思う方もいらっしゃいます。

男の子と女の子の産み分け法は100％の成功率ではありませんが、うまくいけば70～80％の確率で成功させることができます。

挑戦する場合は、産み分けにこだわると妊娠率自体は下がってしまうことや、どちらが生まれてもきちんと愛情を持って育てることを理解して挑戦しましょう。

男の子と女の子の産み分け法のからくり

まず、男女の性別についてですが、男性と女性の大きな違いは性染色体で、男性はXY染色体を、女性はXX染色体を持っています。

この違いは、受精の段階で決定されるのですが、父親のY染色体を持つ精子と母親が持つX染色体を持つ卵子が受精をすると、受精卵はXYとなるので男の子になります。一方で、父親のX染色体を持つ精子と母親が持つX染色体を持つ卵子が受精をすると、受精卵はXXとなるので女の子になります。

つまり、性別を決定するのは父親の精子というわけですが、男女の産み分け法がなぜ可能かというと、X精子とY精子にはそれぞれ特徴があり、その特徴を理解してどちらを受精させるかをうまくリードすると、産み分けが可能性が高まります。

そのため、X精子とY精子の特徴を知って、タイミングの取り方や性交の方法を分けることで、産み分けは成功しやすくなるのです。

X精子とY精子の特徴は？

X精子の特徴（女の子をつくる）

Ｘ精子はY精子より重量が重くスピードが遅い
Ｘ精子はY精子より2～3倍長生きする
Ｘ精子はY精子より数が少ない
X精子は酸性に強い（アルカリ性に弱い）

Y精子の特徴（男の子をつくる）

Y精子はX精子より重量が軽くスピードが早い
Y精子はX精子より短命（24時間しか生きられない）
Y精子はX精子より数が2倍ある
Y精子はアルカリ性に強い（酸性に弱い）

このように、X精子とY精子にはそれぞれ反対の特徴があるので、欲しい性別を決定する精子が有利になるように、タイミングや性交の方法を変えるとよいわけです。

男の子が欲しい場合の方法

天然カルシウムを最低2か月（～4か月）摂る

天然カルシウムは、もともと無脳症などの先天異常を予防するために処方されていた栄養補助食品のサプリメントで、害があるものではありません。

天然カルシウムを飲んでいた母親から生まれた赤ちゃんは、先天異常がなかっただけでなく、ほとんどが男の子だったことから、現在は男女産み分けにも利用されているのです。

天然カルシウムは毎日2か月以上飲んで初めて効果が出るので、飲み忘れなどには注意が必要です。「リンカルS」という商品名でインターネットや産み分けをおこなっている医院などで購入が可能です。

排卵日当日にタイミングを計る

Y精子は数が多くスピードが速いですが24時間しか生きられないので、なるべくY精子に有利になるように排卵日当日にタイミングを取ることが大切です。

また、排卵日に近づけば近づくほど女性の膣内は多量のおりものが分泌され、膣内をアルカリ性に傾けます。そのため、Y精子に有利なアルカリ環境である排卵日当日にタイミングを取るとよいというわけです。

排卵日の5日前～タイミングまでは禁欲する

排卵日前に何度も性交してしまうと、タイミングの日の精液量（Y精子の数）が減ってしまいます。また、Y精子より長生きなX精子が生き残って、受精する可能性を作ってしまいます。
最低でも排卵日の5日前～タイミングまでは禁欲して、Y精子の数を増やしておきましょう。

また、精子は熱さに弱いので、夫はタイミング前の5日間はサウナや熱すぎるお風呂など、精子を弱らせるような環境は避けます。

妻がなるべく満足するセックスをおこない、挿入はなるべく深くする

女性は、セックスに満足したり、オルガズムを感じたりすると分泌物が増え、膣内がアルカリ性に傾きます。Y精子はアルカリ性に強いのでなるべく妻を満足させるようにすると効果的です。

また、受精する卵管膨大部までの距離を短くしてたくさんのY精子を送り込めるように、挿入を深くおこないます。

グリーンゼリーを使用する

グリーンゼリーとは、男の子を産みわけるために作られた膣内をアルカリ性にするための潤滑ゼリーです。膣内をアルカリ性に保つことで、Y精子に有利な環境を整えるのです。

通販で簡単に購入することができ安全面には特に問題ないとされていますが、衛生面や金額など安全なものをきちんと確かめて購入しましょう。

妻はアルカリ食品（野菜）を多く摂る

この方法は医学的な根拠はありませんが、女性は体（膣内）をアルカリ性に傾かせるためにタイミング前の食事はなるべくアルカリ食品を多めに摂るとよいとされています。

女の子が欲しい場合の方法

タイミングは排卵日の2日前に取る

女の子になるX精子の寿命は2～3日あり、反対に男の子になるY精子は24時間しか生きられないので、なるべくY精子を減らすために排卵の2日前にタイミングを取るようにします。

タイミングまでの性交は2～3日おきにおこなう

精液中に含まれる精子は、Y精子の方が2倍多いので、タイミング前の禁欲が長すぎると精液量が増えて相対的にY精子の数が増えてしまいます。

かといってタイミング前に毎日性交を行なうと、今度は精液の量（精子の数）が減って妊娠率自体が下がってしまうので、タイミング前は2～3日に1回は性交をおこなっておきましょう。

性交はあっさりと浅く挿入する方がよい

女性は興奮したりオルガズムを感じたりすると、膣内がアルカリ性に傾いてY精子に有利な環境になってしまいます。また、深く挿入することで受精する卵管膨大部までの距離が短くなり、スピードの速いY精子に有利になります。

そのため、なるべくセックスはあっさりと、浅めに挿入すると女の子の生める確率が高くなります。

タイミング後は1週間禁欲する

卵子の寿命は24時間で受精能力は排卵後6時間程度といわれていますが、24時間以上生きる卵子もいるので、タイミングを取ったらその後はY精子を送りこまないよう1週間は禁欲することが大切です。

ピンクゼリーを使用する

ピンクゼリーとは、女の子を産み分けために作られた膣内を酸性にするための潤滑ゼリーです。ゼリーで膣内を酸性に保つことで、X精子に有利な環境を整えるというわけです。

通販で簡単に購入することができ安全面には特に問題ないとされていますが、衛生面や金額など安全なものをきちんと確かめて購入することが大切です。

妻は酸性食品(肉や魚)を多めに摂る

これは医学的な根拠はありませんが、女の子を産むために体（膣内）を酸性に傾かせるため、なるべく酸性食品を多めに摂るとよいといわれています。

産み分けはあくまでも確率、あまり過信しないこと

男女の産み分け法は、あくまでも確率の問題です。上記の方法をおこなったからといって、100％成功するわけではありません。また、希望する性別以外の赤ちゃんが生まれたからといって、育児を放棄するのはもっての他です。挑戦するなら、どちらが生まれてもきちんと愛情を持って育てることを前提に行なってくださいね。